”相談すること”は高度なスキルなんです。 | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

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おはようございます。

お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロンの甲斐です。




さてさて、クイズはいかがでしたでしょうか?

mamiさんのお気持ちも届いたことと思います。




長年、お子様たちのお話を聞かせていただいていて、思っていること、感じていることと重なることがあったので、クイズの紹介をさせていただきたかったのです。




カウンセラーの立場としましては、守秘義務があるので、詳しく書くことができないことが多いので、mamiさんの事例はとてもありがたく拝読させて頂いております。


コピーの承諾して頂き、心より感謝しております。ありがとうございます。




私は長年、困難を抱えた小中高生の方々のお話を聞かせて頂いております。


その時に感じることのひとつに、相談の仕方がわからないお子さんが多いということがあります。




何かを伝えようと、口を開けば、否定されたり、怒られてしまったりすることも多く、誰にも理解してもらえないという気持ちを抱えているお子さんは多いですね。




最初に、もう自分は否定されるだろうという前提を持って、話しかけてきます。


それは、否定されても、それはいつものことだから、傷つかないように自己防衛しているようです。


自分で「私は変なんです」というお子さんもいます。




辛い ということは言えるのですが、それがどこからくる辛さなのか、どうしてそう思うのか、よくわからないお子さんも多いのです。




そこで、「あなたはおかしい。」と言われてしまうと、ますます、わからなくなり、恨みを持つようになるお子さんもいます。




こんなとき、いそいで聞き出そうとすると、逆効果になるのですね。




通常のカウンセリングでは、「いつでも、どんなことでもいいので話してくださいね」と言います。


しかし、コミュニケーション能力に困難を抱えているお子さんには、そのように言うと、「別にありません。」となるのです。ですからこういう場合はある程度の枠組みが必要になります。




先ずは否定せずに、安心して話せる時間と環境を作ることができるといいですね。




mamiさん の 怒らず冷静に、ミッキー君の気持ちの引き出し方は、見事ですよね^^


このような受け答えが出来るのは、ミッキー君の特性を熟知されているからなんですよね。


早期発見、早期療育の大切さを感じますね。
「様子をみましょう」という言葉は、お子さんはどんどん成長して行きますので、それだけお子さんが苦しむ期間が長引いてしまうことになります。
もちろん、接し方が分からなければ、保護者のみなさんも苦しむことになりますね。
その時でなければできない療育もあります。

もし、気になる方がいらっしゃいましたら、mamiさんお薦めの本がありますのでご紹介します。




そしてまた、グループ援助の必要性も感じています。
家庭 学校 療育の先生などの連携が必要になりますね。


クイズでの答えが思いつかなかった方も多いと思います。


そうなんです!


わからない時は、静かに 怒らずに聞いてみるのが一番ですよね。




何かを伝えたい! うまく伝わらない! イライラする!




そんなお子さんの気持ちを引き出すために、話すきっかけを作ってあげる、深めて行けるように援助することが大切です。



順序だてて話したり、感情を織り交ぜながら話すことが苦手なことが多いので、時間がかかることも多いので、じっくりと聴くこと、話してよかったと思えるような聴き方をしたいものですね。




先ほどお話した、私に自己防衛しながら話しかけてくるお子さんたちはグレイゾーンのお子さんも多いようです。


保護者さんが、お子さんの特性を分かっていないこともあります。




「話さなければわからないから、話してね。」 と言われても、"相談すること”がどういうことなのかわからない、どのようにどこから話せばいいのかわからないというお子さんもいます。
”相談する”という社会的なスキルは非常に高度だということを認識しておいたほうがよさそうですね。




お子さんは最終的には、他者と交渉して解決していく力を身に付けて行かなければなりませんよね。


そのためにも、少しづつ、自分の感情を言葉で伝えていくことを練習していけるといいですね。


気持ちを引き出せるような聴き方を考えてみてください。




彼らの感覚を否定するのではなく、お互いに理解しようとすることが大切になってきますね。




忙しいとつい、冷静に対応ができなくなることも多いと思いますし、疲れがたまってしまうこともあります。


だからこそ、保護者さんの援助も大切になってきます。




「つい、怒ってしまった! こんな母親では失格だわ・・・ 」そんなふうに自己嫌悪しないでくださいね。


誰だって、イライラしてあたってしまうこともあります。




そんな自分に気がついたら、お子さんに謝ってあげて下さいね。


そして、誰かの手を借りましょう。お一人で抱え込まないで下さいね。



お母さんにもお子さんにも笑顔でいて欲しいと願っています。

お互いにわかり合おうとしながら、成長していきましょう。


応援しています。



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