A君 のお母さんの場合 | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

御殿場中央公園・図書館 すぐそば! 静岡県御殿場市萩原 767-14
        

今夜は、事例をお話させていただきます。

40代のお母さんが相談にみえました。 「中学2年生の息子が、半月学校を休んでいて、口もきかなくなってきました。

学校へ行ってくれなければ、高校へもいけなくなります。

時々、朝 無理やり車に乗せて学校へ送って行きます。

何とか学校へ行かせたいと思っていますがどうすれば行くようになるでしょうか」

これが、お母さんのご相談でした。


お話をよく聞いてみると、ご家族は、相談者である母親  A君のお姉さん(高校生) A君 の3人家族で お母さんは、フルタイムで働いているとのことでした。

父親は半年前に亡くなっていました。

お母さんの対応は、学校へ行かなければ、将来 ろくな人生を歩むことは出来ないと、激励しているとのこと。

お姉さんは、お母さんがA君を甘やかせているからだと、お母さんにもA君にも言っているとのこと。


A君の気持ちは、全く理解不能であるとおっしゃっています。

何を考えているのか分からないので、どう接していいのかわからなくなりました。とのご相談です。

かなり、お母さんは落ち込んでいらっしゃいましたので、じっくりとお話を聞かせていただきました。


とにかく、A君の話を、否定しないで、アドバイスもしないで、聴いてあげてみてくださいとアドバイスさせていただきました。

それで少し様子をみて、変わらないようであれば、又ご一緒に考えましょう。

と、初回面接させていただきました。

遠方の方のご相談だったので、この一度の面接と、フォローの電話カウンセリング3回でこのケースは、解決しました。

1週間で、A君は、学校へ登校できるようになったそうです。