父と娘 | ひーろのつぼやき

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そんな美味しいモンじゃございませんが。

関東地方で

大きめの地震があった日のこと。


心配した母から電話が。



お父さんに代わる?って言うので


特に用はないけど代わってもらい

暫しおしゃべり。


電話を切る直前の父の一言は



「そっちは危ないからさぁ、

帰ってくれば?」




先日実家へ戻ったときのこと。



外で夕食を済ませ、


父と並んで歩きながら

「宇都宮は雪降ったよー」

なんて話していると、


父がぽつりと言いました。



「向こうは寒いし、

ずっとこっちに居れば?」




宇都宮へ戻るときには


しれっと入場券を買って

新幹線ホームまで見送りに来た父



戻ってくるなよ。って言ったのは


どこの誰だったかしら?



離れて暮らすようになってから


親との、特に父との心の距離が

縮まったような気がします。



親の愛をひしひしと感じながら


結婚式で読む手紙に何を書こうか

思案する今日このごろ。