さっちゃんのまほうのて



っていう絵本があります。



さっちゃんのまほうのて



知っている方も多いかな?



通園施設の学習会でオススメされていたので、


少し前、

図書館で借りて読んでみました。




ひーちゃんにも

聞かせてあげようと思ったけど、




開いてビックリガーン

文字がかなり多かったのと

本人興味を示すイラストではなかったようで


ひーちゃんが居ない時間、

弟くんと一緒に読んでみました。







読み進めていくと、、




(一応声に出して弟くんに読み聞かせていたのですが)

だんだん、声が揺れていく。



涙で文字が滲んでくる。





ネタバレになりますが、

(バレてもいいのかな)



簡単なあらすじを書くと、



さっちゃんは片手の指がありません。

それが原因で、

クラスのお友達に少しいじめられ、

学校だったかな?幼稚園だったかな?

に行くのが嫌になり、

どうして、さっちゃんのおててはないの?

ということをお母さんお父さんに聞く、

というような設定になっていました。





その、

お母さんに聞いたときに、


『いやだいやだ・・・』



のところ辺りからです。



さっちゃんは

自分のおててがどうしてないのか?

なんでこんな手に産まれてしまったのか?

悲観して、お母さんに

自分の手がイヤだと泣きながら感情をぶつけるシーンでした。




お母さんも一緒に泣いていました。






さっちゃんがイヤだイヤだって言うように、



ひーちゃんも

どうして私はお話できないの?

言葉も理解できることが少ないの?


イヤだイヤだ、、、



って言われてるような気持ちになって。





号泣しながら読みました。


でも、

最後はほっこり

周りの人の温かい気持ちを感じ、

さっちゃんも前向きになるという

ハッピーエンドなストーリーなんですが。




ひーちゃんは

お話できないこと、


嫌じゃないんだろうか?



って

少し考えさせられました。




だけど


話せるから


指があるから


って幸せとは限らないし



話せなくたって

指がなくたって



笑って幸せでいられることが

大事なんだ




と。




弟くんが大きくなったら



いつか


そんな風につたえてあげたらいいのかな?




そして

読み終わって気がついたんですが



小学生くらいのとき、

私、

この本読んだことあるかも?


って思いました。




でも内容忘れていたし、


きょうだい児や

子どもに

障がいのことを伝えるとき、



先生方がおすすめされていましたので


大人の思いを一方的に伝えるのではなくて

絵本を読んで

その子その子で

いろいろ感じられたらいいのかなぁと

思いましたほっこり