私ことジャック(Jacques)は結婚10年目、海外赴任先で離婚を経験しました。元妻が、子供の家庭教師にきていた男性と一緒になりたいと思うようになったことから、離婚を切り出されました。遠因はセックスレスでした。
そんな人生どん底状態で帰国し、以前から知り合いであった二コールに再会し、いろいろ話しているうちに、お互い惹かれ合い、再婚するに至りました。
二コールは、私の全てを受け容れてくれました。私の長所、短所、私の人生、私の考え方、私の子供に対する思い、私の夢、そして、私とのセックス。
セックスレス状態が長かったためセカンド・バージン状態になっていた私は、「うまくセックスできるかな?」という不安で一杯でした。実際、最初はうまくいかなかったことがありました。そもそもちゃんと勃起しなかったり、はたまたちゃんと挿入できなかったり...
でも、どんなときも二コールが根気良く受け容れてくれました。そして「大丈夫。そのうちに、ちゃんとできるようになるよ。」と私を励ましてくれました。
時間がたつにつれ、徐々に慣れ、上手にできるようになってきました。今思えば、まさに、セックスという作業を二コールと一緒に作り上げて行ったという感じです。時には、ただ裸で抱き合うだけだったり、あるいは、挿入するだけで、腰を動かすことなくじっとしているだけだったり、といったこともありました。
そんな風にして二コールと作り上げて行ったセックスは、回数を重ねるうちに、質自体が変わってきました。そして、セックスについてもいろいろなことが分かってきました。
私がED(勃起不全)状態に近いところから立ち直れたのも、二コールが私の全てを受け容れてくれたおかげです。相手の全てを受け容れるということは、勇気のいることだと思います。根気も必要です。時間も必要です。でもそれを一緒に乗り越えてきたからこそ、その過程でさまざまなものを得ました。
今度は、私が読者のみなさまにお返しする番だと考えています。みなさま、よろしくお願いいたしますm(--)m
