乃木坂46の新センターが発表され、6期生の矢田萌華と瀬戸口心月が選ばれた。

世間的には「納得の人選」と言われているが、個人的にはこのタイミングで“増田三莉音”をセンターに大抜擢してもよかったのではないかと思っている。
いや、むしろ瀬戸口とのダブルセンターなら、乃木坂の未来をより鮮やかに描けたはずだ。

■ いま“増田三莉音”を推すべき理由

6期生の中で、現時点で最も早くキャラが立ち始めているのは間違いなく増田三莉音だ。
まだ人気面では矢田や瀬戸口に劣るものの、ネット上では明らかにバズの兆候が出ている。
特にTikTokやYouTubeショートの切り抜きを見ていると、再生数の回り方が段違いだ。

理由はシンプル。
トーク・表情・リアクション、すべてが“映像に強い”。
バラエティ対応力が高く、テンポも良い。
今の乃木坂に足りていない“個性の即応力”を、彼女はすでに持っている。

そして何より強いのが、“逆転物語”だ。
増田三莉音は、加入当初こそ「地味枠」と見られていた。
しかし今では、ネットで「発掘された人材」として話題を集めている。
この「最初は注目されなかった子が、実は光る素材だった」という展開は、乃木坂の物語性に最も合っている。
このタイプの“成長ストーリー”をセンターで見せることこそ、グループに新しい熱を与える。

■ 矢田萌華の“過剰期待と落差”問題

矢田萌華が選ばれた理由も理解はできる。
ビジュアル・品格・透明感。どれを取っても乃木坂らしい王道。
ただ問題は、“MVで作られた期待値”とのギャップだ。

「タイムリミット片想い」のMVで、矢田はまるで主人公のように映っていた。
その映像の中で見せた“儚げで、目が離せない存在感”が、ファンの中に理想像として焼きついてしまった。
結果として、実際に活動が始まったときに「思ってたより普通だった」という印象を抱かせてしまった。

MVで先に神格化されることで、現実がその理想を超えにくくなった。
これは本人の努力不足ではなく、期待コントロールの失敗だと思う。

■ “瀬戸口×増田”が象徴する「現在」と「未来」

瀬戸口心月は、乃木坂らしさの象徴だ。
清楚で柔らかく、グループ全体を支えるような安心感がある。
一方の増田三莉音は、令和的でSNS映えする“外に開くキャラ”。

この二人をダブルセンターにすることで、
「乃木坂の伝統」と「新しい時代性」の両方を示せたはずだ。
今のグループが求めているのは、“過去を継ぎながらも変化を恐れない姿勢”だと思う。

矢田×瀬戸口の組み合わせは美しくまとまっているが、どこか安心しすぎている。
増田を組み込むことで、そこに“変化の匂い”を出せたはずだ。

■ 結論

増田三莉音のバズを「偶然のネット現象」として片づけるのはもったいない。
彼女には、“見つけた人が誇れる原石感”がある。
今の乃木坂がもう一度勢いを取り戻すには、
「守る」よりも「攻める」センター起用が必要だ。

瀬戸口×増田のダブルセンター。
それは、乃木坂の新章を切り拓く象徴になり得たと思う。

■ まとめ

増田三莉音は6期生の中で最も早くキャラが立ち始めている

「地味枠→発掘された人材」という逆転物語を持っている

矢田萌花はMVで理想像を作りすぎて、現実とのギャップが生まれた

瀬戸口×増田なら、「乃木坂の王道と革新」を両立できた