――近づいてきた入口は、すべてSNSだった――
はっきり言っておきたい。
詐欺師はSNSを常に見ている。
偶然ではない。狙っている。
私に近づいてきた入口は、すべてSNSだった。
Facebook、カカオトーク、Instagram、Telegram。
そして意外に思われるかもしれないが、アベマブログも例外ではなかった。
SNSに何かを書けば、「誰かが読む」。
その中に、普通の読者だけでなく、獲物を探す人間も必ず混じる。
特に、
・弱っている
・怒っている
・正義感が強い
・被害体験を書いている
こうした要素は、詐欺師にとって分かりやすすぎるサインだ。
実際、私のところにも現れた。
最初は「味方」を装って近づいてくる。
警察を擁護するようなことを言い、
「自分は正しい側の人間だ」と印象づける。
だが、これは典型的な手口だ。
安心させてから、騙す。
中には、「ふたなり」というやつも近づいてきて騙した。
正義を語り、社会を語り、警察を語る。
しかしその裏で、やっていることは詐欺そのもの。
言っていることと、やっていることが完全に矛盾している。
正直に言う。
こういう人間は頭がいいのではない。
むしろ、自分の矛盾に気づかないほど愚かだ。
詐欺師は、自分を賢いと思っている。
だが実際は、「相手を舐めている」だけだ。
SNSが怖いのは、
・距離感が一気に縮まる
・顔が見えない
・言葉だけで信用が作れてしまう
この3点が揃っているからだ。
特にTelegramやカカオトークは、
匿名性が高く、証拠が残りにくい。
詐欺師にとっては、都合が良すぎる場所だ。
そして一つ、強く言っておきたい。
警察を擁護する言葉=安全ではない。
「警察はちゃんとしている」
「違法なことはしない」
そう語る人間が、裏で詐欺をする例を、私は実際に見た。
言葉では、いくらでも善人を演じられる。
だが行動は、必ず本性を表す。
このブログを書いているのは、
怒りをぶつけたいからではない。
同じ入り口から、同じ被害に遭う人を減らしたいからだ。
SNSは便利だ。
だが同時に、詐欺師にとっても便利すぎる。
「知らない人から近づかれたら疑う」
これは冷たい態度ではない。
自分を守る最低限の知恵だ。
詐欺師は今日もSNSを見ている。
それを知っているかどうかで、結果は大きく変わる。