前回は、Facebook・Instagram・X・LINE公式・アメブロの特徴を整理した。
今回は「実際にどれが集客につながりやすいのか」、そして自分がやっている**YouTube「116katsuチャンネル」**についても触れてみたい。
いろいろ調べて使ってみた結果、今のところは**「Instagram+アメブロ+LINE公式」の3本軸にYouTubeを加える形**が、一番流れを作りやすいと感じている。
集客というほど大げさな成果はまだ出ていないが、少しずつ反応の違いが見えるようになってきた。
Instagramは「きっかけ作り」の場。
写真や動画で雰囲気が伝わるため、仕事の印象を一瞬で届けられる。
そこからアメブロにリンクを貼り、「もう少し詳しく知りたい人」に向けて内容を深める。
アメブロは文章を通して人柄や考え方を出せる場所で、検索からの流入もある。
「共感」や「信頼」を得るには、やはり文章の力が大きいと実感する。
その上でLINE公式につなげる。
登録してもらえば、直接お知らせを送れるのが強みだ。
ただ、登録までの導線づくりは正直むずかしい。
「LINE登録で〇〇特典」などの小さな工夫を続けている段階だ。
ここに最近、もう一つ試しているのがYouTube。
自分のでは、地域の話題や生活の工夫、時々音楽なども載せている。
趣味の延長で始めたが、「動画を見てブログを読みに来た」「顔が見えると安心する」という声が出てきた。(と、思いたい)
つまりYouTubeは信用を“映像で見せる”場所として使える。
実際のところ再生回数は決して多くない。
けれど、動画を上げるたびに少しずつ検索に引っかかるようになった。
経験から言えば、サムネイルとタイトルに「自分の言葉」を入れることが伸びの第一歩だ。
数字を追いすぎず、内容を積み重ねていく方が後で強くなる。
YouTubeの良さは、声や表情、話し方まで伝わること。
文章や写真では出しにくい人間味が、そのまま届く。
たとえば学習会や地域活動など「どんな人がやっているか」で選ばれる仕事には、動画が特に向いていると思う。
再生数よりも、見てくれた一人の信頼につながるような動画を目指すことが大事だ。
最終的にまとめると、今のところ集客で使いやすいのは
- Instagram:見つけてもらう入口
- アメブロ:信頼を築く場
- LINE公式:再来店・再訪の仕組み
- YouTube:信用と人柄を伝える映像ツール
この4つを組み合わせると、少しずつ流れができる。
FacebookやXも補助的に使えば悪くない。
SNSを単発で使うより、「見つける→知る→信頼→つながる」という流れを意識した方が、結果が安定する。
まだ大きな成果があるわけではない。
でも、やってみて初めてわかることが確かにある。
SNSは結局、人と人をつなぐ道具。
焦らず、信頼を重ねるように発信していけば、少しずつ結果は見えてくる――そう信じて続けているところだ。