HONEY GRRR

HONEY GRRR

制服は脱ぎ捨てて走り去るのさぁ~~るらら~~

Amebaでブログを始めよう!
続きました。

今回は、「歌って、踊って、人を斬る」が全部揃ってました。
初めて観る人に風雲かぼちゃの馬車がどんな劇団なのか説明するのにもってこいです。
最近流行の「アナと雪の女王」で、序盤に3曲続けて歌があるんだけど、あれ以上に歌いまくってたなぁ。ミュージカル、すごい!すごいミュージカル!
所々に出てくる、民族歌的な何かを崇める、特に一番最初のオープニングの一体感は天草四郎物語を思いました。

歌ってぇーー!踊ってぇーーー!!!人を斬ってぇええー!!おしまいッ!

そんな感じです。((今、私の頭の中でお芝居が再生されました。))

また、それぞれの曲がとっても魅力的でした!
ふと「いつしか現れて、どこかへ消えてゆく」って口ずさんでます。気持ちいい曲!
アリさんの歌と、オイラのとっておきの歌がすごく好きです。
働きアリの元気あふれる歌に、出来損ないクモが人生を楽しむための秘訣を綴ったぴょこぴょこした歌。すっごく好みで、なんだかこちらも明るい気持ちになります。
明るい歌を聴くとなんだかるんるんしますね。幸せです。
クモさんの歌で暗転した後に王子が元気いっぱい立ってる姿がすごく愛おしかったです。元気になってよかったね。

物語に沿ってる中では、「ナプゥを殺せ」の歌に強く心打たれました。
心を打たれたっていうのは、感動というよりも、「やめて、やめて、痛い!」って感じ。
この曲から虫たちの住む熱帯雨林の世界観が一番出てた気がします。
ドンドンカッカ、ドンドンカッカ、って感じ。

冒険する中で、色々と場面が転換していくんですが、
虫たちの世界って我々にとって未知なので、なんだか曖昧な背景を思い浮かべてました。
とりあえずジャングルっぽく、あ、でもアリさんの歌で「足元の枝」みたいな表現を使っていたし、虫たちのサイズは人間大だったのだろうか…。
小さな虫たちの小さな世界の先入観があって、なんだか小さくてこじんまりした閉鎖的な印象を受けた場面が多々あります。

お気に入りのキャラクターはクモ夫妻とワカ叔父さん、それからグランエルマノ。

ワカ叔父さんのエピソードには心打たれました。数年ぶりに演劇を観てホロリときました。
自分の野望を叶えようと時折やりすぎるロカに対してあんなにも厳しく接していた反面、心のどこかで息子を王にという野望があったという本心を打ち明ける姿、切なくて、悲しくて、やりきれない思いに苛まれました。お父さん…。
私は、大きな野望がある人間は敵味方関係なく大好きです。彼らの思いが報われるように心から祈ります。
あれからのエスカラバッフォ王国はどうなったんだろう。滅んだのかしら。滅ぶってなんなのかしら。ワカ様が建て直すのかしら。どうなるのかしら…。

「お前らの手にかかれば、誰だってナプゥになっちまうんだな。」
クモタロさん、いい役でした。本当にいい役!嫁さんもいい役!
クモの特徴を活かした殺陣が最高でした。嫁さんかっこよかったぁ…!
アラニャ奥様が須佐さんをぐわーって引っ張るところは、単純に「すげぇ!」って思いました。すげぇ!

グランエルマノさん。一緒に観に行った友人皆に聞いたけど、誰もあれが赤トンボだとは認識してませんでした。トンボ、戦わなさそうだもんなぁ。
笑顔が素敵、戦う姿も素敵、大らかで誠実な性格が素敵。
っていうか、好きにならない理由がない!本当に素敵でした。
終演後、満を持してついに!面白かったですって挨拶しました。ひー。緊張したぁ。




とっても楽しかったです。
次回公演も楽しみにしてます。

退場のアーチで、南雲さんに頭叩かれました!くそう、覚えてろ!

役者さん方とお話もできて、とっても嬉しかったです。
素敵なお芝居に出会えて幸せでした!


おしまい