今日の投稿は少し長いです。


いよいよ本番の2月です。2月3日に最後の第4回開成シミュレーションテストがあり190人中40番、合格ボーダーより10点上で合格判定。


2月9日の本庄、10日の開成と続けて受験。12日正午の開成発表は番号掲示方式。残念ながら番号ありませんでした。子供の落ち込みは想像以上。17:00の本庄の発表は見る気も起きないぐらいの落ち込み。親は駿台模試の結果から本庄も厳しいかなと思っていたので、次の日の都立取り下げのやり方を必死に検索。17:00は私が合格発表をチェック。こっちは合格、不合格の文字が出るタイプでなんとか合格。


次の日、13日の学府試験は本人行く気力もないため仕方なく車で連れて行きました。帰りも車でお出迎え。本人全く試験のことを話さず。


実は、学府の試験中に開成から「あなたを繰り上げ合格候補者と致します。あなたを繰り上げ合格とする場合には3月4日頃までに、電話でご連絡いたします。その際、すぐにお返事していただけない場合には、入学の意志がないものと判断させて頂きます」という高飛車な手紙が届いておりました。検索したところ開成はほぼ繰り上げがないようなのでこのことは子供に伝えないでおこうとしました。


しかし。。。早稲アカから繰り上げの連絡がきてませんかと何回も確認の電話があり、子供にも聞いてきたようです。開成の答えを早稲アカに提出していたので早稲アカは他の受験生の情報から、うちの子供にも補欠がきてると確信していたようです。最終的に子供から本当に来ていない?と聞かれたため、これ以上嘘はつけないので補欠合格のことを伝えました。


案の定、これから都立の入試まで子供は補欠合格が来るものとひたすら待つのでした。。。正直見ていられなかったです。


都立は合格したら入学するようにと区立中学からも指導があるため、2月21日に受験するか悩むことになります。学芸大の発表は私立なみに早く受験翌々日の15日18時。これに落ちていたら、16日に本庄に74万振り込みをすることにしていました。埼玉の学校ですが小池都知事の私立高校授業料補助の対象になるかどうかも調べていませんでしたが、背に腹はかえられません。18時に祈るような気持ちで確認すると合格。


これで7年間私立という想定外のことは避けられたと本当に安堵しました。この結果を受け、子供は都立を受けないと宣言。私からは、後で繰り上げがあった場合でも、受験時には開成は落ちているのだから都立は受験時第一志望というルールを守って受験するので辞退して開成行っても中学の先生も認めてくれるだろうから受験したら?と話しましたが本人の意志は固かったです。


早稲アカからも都立対策に来なさいと電話をもらいましたが、本人都立は受けないので行きませんとつれない返事。中学の先生にも都立受けないと伝えたとのこと。親としては学府は自転車通学で近いですし、毎日お弁当作らないでも良さそうなので、進学することに大賛成なので放っておきました。元々学府なんて雲の上のように思い早稲アカ行くまで志望校にもしていなかったので。夢のような結果です。


ところが。。。受験前日の夜。突然、明日都立の試験受けてくる。と言い出し、お弁当はおにぎりだけで良いから作ってと。まー色々話をしましたが、開成はキッパリ諦めたということだったので子供の中で開成と決別するためにも必要なのかなと理解しました。年が開けて1月からひたすら開成を目指して頑張っていて、自分は受かると信じて受けた結果が不合格。その後の補欠の手紙。本当に開成発表から都立入試までの10日間は苦しんでいました。私も辛かったです。


最初の投稿でも書きましたが、これが中学受験の小学生だったら果たして立ち直れるのだろうかと。親としてどうやって接したら良いのか考えさせられる10日間でした。


都立の発表は受験してから長ーく感じた10日後の3月1日。無事都立に合格して4月から上の子と同様(違う)都立高校に通うことになります。親からすれば金銭的に非常に親孝行な結果でした。


早稲アカの先生からは、「やはり、3年からの受験勉強では厳しかったです。お力になれず」という最後の電話でした。こっちとして120万以上の課金に結果として釣り合うのかどうかわかりませんが、子供が開成目指して最後は洗脳されたかのように頑張っていたのは子供の人生のどこかで生きてくると思っています。4月から共学、全員高校からスタートという当初の希望どおりの進学先で頑張ってもらいたいです。