苦しみと
悲しみを背負い
ただ
歩き続ける人へ
身体の節々からは
骨の軋む音が響き
心の奥底からは
声にならない叫びが聞こえる
誰かにかけられる言葉は
どれも見当違いで
慰められようと
勇気づけられようと
あるいは
元気づけられようと
痛みがなくなるわけではなく
荷物が軽くなるわけではなく
ただ
相手と自分の距離だけが明確になり
そして
自分は自分なんだと思い至り
また自分の道を歩き出す
そんなことを前提にして
僕は
絞り出すように
声をかけるよ
大丈夫
何も怖くないさ
HHH
2016/8/31
夏の終わりに

