二人 綴った時の糸

思い出と云うにはまだ早い


言葉 面影塗り潰し

暗い夜に胸を打つ



一人 嘆いても届かぬ声は

喉元辺りで涙と枯れる


幾度 繰り返しただろう

もう疲れたと

動かぬ足をごまかし続ける


風だけが何食わぬ顔で通り過ぎ

静かな空を只見上げる




欲しがる分だけ


失くしていく


貴方の体温

戻らない








どうして


僕を愛したのですか