先日、大阪の本町で打ち合わせの後
17時を過ぎていたので、このまま帰るのはもったいないな…と
喫茶店の近くにある紀伊國屋書店で仕入れた一冊。
合計4冊ですが、あとはおいおい。
人生の色々
恋愛、家庭、芸術、政治と色々な部分にも全て経営が当てはまると言うエッセイ。
非常に軽く読め、オモロ過ぎる比喩に時々吹き出しながら2時間くらいで読み終えてしまった。
200ページ程度と言うこともあるのですが、文章のリズム感と言うか、あら、勢いやな…がすごくて一気読みのパターンです。
経営とは経営者のものと考えてしまいますが、
一つの家庭の構成要員である「旦那」であれ、
定年退職後の嘱託社員だとしても
それぞれに経営の観点を持ち込めば非常にスムーズしゃない?
と言う比喩を乱発した説明が前半の心地よさから、後半に行くに連れ、どんどん考えさせられる展開です。
先日、まさに定年退職後に嘱託社員として働き始めた地元の友人(7つほど年上)から呼び出しを受け、会社の愚痴、自分の立ち位置の変化、周囲の態度の変化に一憂する愚痴を聞かせていただいた。
おおよそ想定はついてはいたが、アルバイトで良いからもっとやり甲斐が欲しいと。
そこでアドバイスしたことはココには書きませんが、この本の「定年」の章を読ませてあげよかな?
と、そんなことも考えながらの、とても勉強になる一冊でした。
オススメしておきます。