私は、あまり漫画を読む少年では、なかった。 中学校に上がると殆ど漫画を読まな
かったこと覚えている。 バレーと勉学に忙しかった。 塾も・・・
高校は、ウエイトリフティングに所属し、インターハイにも、出た、予選で敗退したが・・・
この頃から、唯一読んでいた漫画が、ゴルゴ13だった。
世界中の要人を次々に、困難な狙撃、(暗殺)をする、超A級のスナイパーだった。
でも、私は、その漫画のバックグラウンドに惹かれた。 イスラエルのモサドとは?
アメリカのCIAの活動、ソ連のKGBとは? スペツナズなど、各国の諜報組織の
話を面白く読んだ。
ゴルゴ13の困難な狙撃の話よりは、世界情勢、世界を動かしている、影の力と
いうものに、非常に興味を覚えた。 世界先進主要国、中国、ロシア、南アフリカ
などの国対国の駆け引きや、裏の社会の攻防などに惹かれた。
実話でない部分もあったが、私はこの漫画から、いろいろな、裏社会の固有名称
を学んだ。 今、世界経済、世界情勢を理解するうえで、役立っている。
デューク東郷は、果たして日本人なのか? とても興味のある命題である。
仕事をしていない、ゴルゴ13はどんな生活をしているのか?
是非、さいとうたかおさんに、描いて欲しい、話である。
>>>> 2回目の引越を1回目で考えた
大人になってからも、「ビッグコミック」は、時々買っては、真っ先にゴルゴ13を
開く。 やはり大人の漫画という設定なので、読み応えがある。
サラリーマンの悲哀を描いた作品も、かなりあったが、一般サラリーマンの共感
を得られるのだと思う。
漫画とは、私の父は、嫌悪を持っていたが、優れた作品なら、そこから学ぶことも
あるのだと、思う。
