こないだの有吉夜会の感想書いてませんでしたね(^^)。
北千住をさまよう岡田くん、すっかりオヤジ扱いされて、私は「まだ早いよ」とテレビの前で突っ込み。
完全にポカをやらかした「シューマッハ」には可愛いやら笑うやら。
そうよねー、私達にはわかるんだけど、若い人たちは知らんかもねぇ。
いっそ、JDと話しするときは、岡田くんなら「図書館戦争」の話すればいいのになぁ。
若い人にも根強い人気ですよ。
うん、でもね、番組では世代格差がコンセプトだったみたいだけど、若い子けっこう古いネタ知ってると思うんだよな。
そうでなきゃ、「銀魂」とか流行んないでしょ。
銀魂のコミックの方読んでて、いじりネタがバッチリ私たち世代か、下手したらもっと上世代のも出るので、親世代のネタのわかる子多いと思うんだよね。
テレビでもアニメでも、親子で楽しめるネタを仕込んでくるのは今どきの常套手段だし。
一時一世を風靡したような妖怪ウォッチだって、完全に銀魂路線だったでしょ。
あれ、子供たち、ネタわかってるのかな(笑)。
太陽に吠えろとかビリーキャンプとか、結構大人ターゲットな話多かった気がするんだけど。
今回、岡田くんが番宣で出た番組って、「さんま」といい、「夜会」といい、あんまり素直な笑いの番組作りでなかったので、ちょっとな、って思ってしまった。
でも、夜会の学生寮でゆらゆら揺れながら映画公開の苦悩を語る岡田くんはかわいかったですね。このひと、素では多分、学生と同じ目線でしゃべれるわ。
下手したら五歳児だわ(笑)。
東出君も好感持てるし(ごちそうさんは欠かさず見てた)、岡田くんのアクション紹介してくれてたコーナーは何度見てもいい、飽きない(苦笑)
図書館戦争のアクションも紹介してほしかったけど。
鬼締め修羅締めよかったな~♡
なんで♡?って感じだと思いますけど、ぎちぎちに締めてもらうのって、中身が筋肉つまってないと機能しないでしょ?(多分)(と、想像)
なので、あれだけぎちぎちに締めてもらう岡田くんは、修羅締めに耐える体してるってところがなんか♡
着物なんかそうですけど、私、紐少な目で着る人なんですが、うーん、長襦袢に伊達締めは一本するけど、基本、他は着物と帯締め一本ずつ、紐は二本だけで着るので、それぞれの紐がしっかり締まってるかが楽に着るコツになるんですよね。
しっかり締まってないと、動きにくいし着崩れしちゃう。
岡田くんの鎧も、きつく締めたほうが体動かしやすいんだろうな、って。
最後、わんこそば対決してましたけど、これがまた、岡田くん、可愛かった。
なんか、30半ばすぎたタレントさんに「可愛い」連発する自分が大丈夫か気になるところですが、あれ、可愛いと思うよ、おそらく。
いざ、対決、で後ろからわんこそばおばさん的な装束で淡々と移動してくる岡田くんが、なんかツボ。彼にはギャップ萌えが詰まってる。
掛け声も面白かったけど、最後、結局ものマネやらされるのがプロ根性っていうか(笑)。
求められれば応えるのが信条の岡田くん。偉いです。
月曜日、どうしても夏の間に「永遠の0」を子供たちに見せておきたかったので集まってるところに、テレビでブルーレイ流していました。
すると、子供たちは一回見ているせいか、ちらちら見る程度だったんだけど、途中、昼寝から起きた旦那が号泣。
「夏は一度は見せたほうがいいな、コレ」としみじみしていた。
そうね、ほんとそう思うわ。
孫がね、本当の祖父の存在を知って調べ始める物語。
私も、この映画をきっかけに、明治から敗戦までの歴史を直視できるようになった。
当初、祖父を臆病者とよばれ、失望感から気持ちをそらそうとする主人公だけど、もっとよく調べると、実は祖父は勇気ある素晴らしい人間だった。
けれども、そんな祖父が自ら無謀な特攻で命を落とす。
何故、誰よりも生きて帰ることを信条としていた祖父が、自ら死を選ばねばならなかったのか。
そのいきさつは、物語のコンセプトとしては、まさに戦争の否定であり、当時の日本の抱えた矛盾や問題を浮き彫りにしたものなんだけど。
これってね、また一方の見解として、孫は今の日本人で、祖父は忌避されている近代の日本人を象徴していると思うんですよ。
学生時代は本気で日本の近代史を避けて通ってました。
日本人は大戦中、取り返しのつかない過ちをした。
だから、二度と戦争をしてはいけないって感じていたんですよね、私は。
でも、この映画で、それはちょっと違うな、って思い始めたんです。
日本人としてのアイデンティティーを救われたような気がしましたね。
これを逆に、日本人は懺悔し続けなくてはいけないと思っている人は、この映画を非難すると思う。その気持ちもわかるような気がする。怖いんじゃないかな、恐れているんです。
あまりに、岡田くんが演じた宮部久蔵が美しすぎて、カッコよくて。
戦争を美化することは許されないと思っていると思うし。
日本人は愛国心があるか、国の為に命を捨てて戦えるか、と問われたとき、ほとんどの人が「否」と答えると思います。多分、私もそう。
でも、逆にほとんどの人は日本の風土も家族も愛していると思うんですよ。
それを守るためなら犠牲を厭わず、きっと大戦の時と同じように戦うと思う。
日本人の本質は変わってはいない。
あの映画で、私はそんなことを思いましたね…。
さて、先の土曜日に公開された、映画「関ケ原」。
賛否両論ですが、興行成績、動員数共に、懸念していたワンダーウーマンを抑えて一位キープしてますね(^^)。
岡田くんもようやく、ちょっと肩の荷が下りたんではないかな。
大作・名作で主演を務めながらも、興行成績はヒットを収めているのが多いものの、なかなかここんとこ一位取れてなかったし。
確か、図書館戦争以来じゃないかな。
成績は、図書館戦争以上だし、関ケ原or戦国ファンは多いですから。
親切な作りじゃないでしょうけど、一度体験してほしいですね、映画を。
岡田くんのファンになってから、映画の批評とか見たりしますけど、なんとなく、専門に批評する人は割と岡田くんを高く買ってる場合が多いと思う。
映画の出来不出来は別として、いい俳優としての評価は高まっていると思います。
本人曰くの、「いい仕事」をきちんとしていることは認められていると思うんだよね。
けれども、一般ピープルの映画批評は、単なる「好き・嫌い」であって、きちんと批評できているものは少ない。
基本的なラインを守って批評してほしいですよね。
好き勝手な感想を言うんだったら、☆いくつとかつける必要ないと思うんだ。
私だって、きちんと批評できてるかと言えば全然なんだろうけど、岡田くんの出ている作品は、きちんと意義があって作っているものがほとんどだと思います。
その映画をそういう作り方する、という挑戦だけで、最低ラインで☆二つはつくはず。
また、自分の知識がないことを棚に上げて、もっとわかりやすく作るべきだ、と言って批判する人がいるけど、それは作り手のアプローチの問題であって、ターゲットが子供向けでない場合は、知識不足のフォローなしは批判の対象にはならないと思う。
自分の理解の及ばないものは批評のしようがないだけであって、それで興行収入が伸びなかったとしても、それはその作品の属性。弱点や欠点ではないと思うんだよね。
いつも思うんだけど、たくさんの人が物見高く見るからと言って名作とは限らないということ。
興行収入が伸びなかったからと言って、駄作とは限らないということ。
岡田くんの出る映画は、素養を要求されることが多いと思うんですよね。
万人にわかりやすい作品ではない。
けれども、私は調べ物をすると、自らの世界が広がるので。
私にとって、有意義な映画に出続けてくれてると思います。
ただ、そういう作品は、客を選ぶので儲かりにくい。
いい映画、いい作品、たくさんの制作費を使ったからと言って、チケットを高くするわけにはいかない。
だから、そういう作品には集客力のある看板が必要なのでしょうね。
集客力だけでなく、その作品を背負って立って、さらに厚みを増すような。
そういうのが可能な俳優は稀有だと思う。
儲かる作品ばかり作っていたら、今後の文化としての映画は廃れてしまうと思うし。
岡田くんは、今後の為に制作を求められる作品の道を切り開く役目も持っちゃってると思う。私が岡田くんのファンである故はきっとそこなんだろうな、なんて思います。
余談ですが、ラジオで菅田くんが岡田くんをリスペクトしてたって。
先日のミュージックステーション出演時の感想ですよね。
大河に出演するにあたり、いろいろ岡田くんのことも耳に入るのかな。
前に新聞で殴ってやれ、とか中島君?をけしかけてた時(ピンクとグレー)とはなんか変わったな、って思いましたね(^^)。
あー、早く、関ケ原見たーい!(*´Д`*)