今朝はツイッターで、思い切り沖縄料理を貶してる記事が拡散されてました。
正確には、こんな記事はひどい!という拡散なんですけど…。
記事の内容が人を馬鹿にし過ぎて、また、それが拡散されてしまうことに対してやるせない気持ちです。
そういう記事に対しては、黙殺、無関心こそ正しい姿勢だと思うのですがね。
と言いつつも、自分も「無視したほうがいい」とリツイートしたから同じ穴の狢。
もっと「なにもしない」勇気を持つべきだなぁ、と痛感しました。
最近、情報ってお金を稼ぐ手段な場合、報道する側のモラルが足りないと甚だ見苦しいことになるんだな、てつくづく思います。
毎日各テレビ局が同じような情報しか流さないのも、安定した視聴率稼ぎたいからでしょ。
視聴率稼がないと、スポンサーからお金が下りてこないからでしょ。
うん、対して、NHKは私、スポンサーの一人ですから。
しっかり見させてもらいます。
もっともNHKだって注意して視聴しないと偏ってるんだけどね。
NHKはじめ各メディアも、「報道しない自由」をしっかり行使していますよ。
ま、特集とか教養番組とかはね、ちまたの人も、もっとBSの良質な番組見てくれるといいんだけど~。ザ・プロファイラーとか~(笑)。
地上波に加えてBS料金も取られるから視聴率あがらないのわかりますけど。
その分、きちんと番組作ってる気もしますよ。
とにかく、テレビをはじめ、世の中に氾濫してる情報は鵜呑みにしないで、自分である程度裏付けとって取捨選択して消化することをおすすめします。
それも正確である保証はないけど、一つの意見に成長する種になると思いますがね。
この頃の政治問題としては、森友に始まってカケイ学院ですか、今年入ってから不毛な話題でずっとマスコミが騒いでます。さぞ記事が売れるんでしょう。
しかし、この問題、たきつけてる民主党の支持率が自民党以上に落ち込んでる現実を見れば、大抵の人が呆れていることは明らかだと思うんですけど。
それなのに、話題にしてしまう自分が恨めしいわ。
臨時国会も、こんな、確たる証拠も出てこないことの疑惑を追及することに時間とお金をかけるなら、もっとするべきことがある気がします。
安倍政権が一強で何がダメなんでしょう。
それこそ、贈収賄の動かぬ証拠が出たら国民総出で追及すればよろしい。
それまでは、わけわからん追及してないで政治に専念させるべきです。
むかし、日本の首相はほぼ一年ごとに交代してました。
くだらないスキャンダルやちょっとした失言など。
小泉政権をのぞき、足掛け20年あまりの間、どれだけのことが失われたか。
日本の国民のため、主張するべきことも主張できず、各国に聞く耳も持ってもらえなかった時期が長かったような気がします。
すぐ交代する首相ときちんと交渉してくれる国なんて皆無ですよ。
首相というものは決定的な落ち度がない限り、任期を満了するべきです。
まして、今は北朝鮮の緊張が高まっているとき。
マスコミはすぐ、「北朝鮮に対して米国が~」と他力本願の報道をしますが、北朝鮮が実際に核弾頭をつけてどっかに打つとしたらアメリカに打つわけないでしょう。
地続きの韓国や、支援してくれるロシアや中国に対して打つわけもなし。
危ないのは日本じゃないですか。
それなのに、日本を監視しつつも、北朝鮮からの攻撃に対して警戒する米イージス艦の事故に対して、お悔やみどころか嘲る新聞記者がいたり。
つくづく平和ボケだな、と思います。
今は日本防衛のための迎撃ミサイルを増やす論議でもしたほうが建設的ですよ。
イージス艦と今の地上迎撃ミサイルだけじゃ防ぎきれないんですから。
横須賀と、数々の自衛隊基地、米軍基地を抱える神奈川に住んでると、ヒヤヒヤものです。
海部さんが下ろされたときも、野田さんが下ろされたときも、何で政権交代したのか理解できませんでしたね。
大きな落ち度もない首相が、政争に敗れて道半ばで降ろされていくのは、果たして自分たちの国の為になるんでしょうか。
今、安倍首相が叩かれているのは憲法改正への動きをけん制するためではないでしょうかね。
今までうまくいってたんだから、変えたくない、という気持ちはわかりますが、自衛隊の法的身分は憲法に明記してほしいと私は思いますね。
自衛隊は、尊敬されつつも実権なし(政治勢力にならない)、というのがあるべき姿勢だと思いますが、国の為に命を賭けなきゃいけない立場の隊員たちが、憲法で存在を認められていない今、その存在は解釈次第で如何様にもなってしまう。
たとえ彼らが日本国民を守るために任務で人を殺める結果になったとしても、今のままでは殺人罪が適用されてしまうのでは?
仮に(現状あり得ない設定ではありますが)、海外でイスラム国の兵士から日本国民を守るためにやむなく戦闘になった場合、自衛隊員は下手すると自分の命よりイスラム国の兵士の命を優先しなくてはならないこともあるのでは。
映画「図書館戦争」では専守防衛の切なさも描かれてましたが、向こうは殺す気で撃ってくるのに、こっちは殺さないように攻撃しなくちゃいけないわけです。
反論する人は、日本が攻撃されることはあり得ない、とか、ミサイルが飛んでくることはあり得ない、と主張しますが、「もし本当にこれが起こったらどう対処しますか?」と問われたとき、沈黙をもって答えます。
東日本大震災だって「そんなすごい津波は来ないだろう」という慢心が大きな被害を招いたのではないでしょうか。
あってはならないことの為に、備える議論はなされるべきです。
日本はとかく、ことが起こるまでその議論をほっておく傾向が強い。
子供たちの平和と安全の為に、きちんと備えることは備えておいてほしいと、一介の主婦ながら切に願っているのでした。