気が付いたらもう10日近くブログ更新してなかった…。

まぁ、自分的にはそれもよし。

バランスよく自分の時間をつかえているような気もするし、精神的に回復傾向だわ…。

当たり前に面白いことが面白いと思えて、偏らず、いろんなことを考えて総合的に生きてる気がしてきたぞ。

私はともすると、非常に偏った生き方をする人なので、フッと気が付いたとき、人生の精力の大半をすり減らしちゃってるような気分になるときがあるんです。

それまで、周りにわき目を振らず、「そのこと」だけを集中して取り組んできて、それだけになりすぎる、というか。

んで、たまにものすごくバランスとって、まったくやったことなかったことに取り組みたくなってくるという。

こないだ本屋で、、ふと、「騎士団長殺し」をぺらぺら見て、今まで村上春樹の本はあまり面白いと思わなかったんだけど、なんか面白そうと思えた。

新しい自分の発見(笑)。

村上春樹の本は二冊しか読んだことない。

「ノルウェイの森」「羊をめぐる冒険」。

自分の求めるものとは違っていた。だから、面白くなかったけど、今は面白く読めるかもしれない。

 

で、バランスというものを考えてしまう私としては、岡田くんに「軍師官兵衛」でハマってから、ずっと、偏った見方をせずに、岡田准一という芸能人を公平に見たかった。

この人素敵この人最高!というファン心理におぼれずに、その心地よい心理から早く抜け出したかったんですよね。

どうしても、ファン心理で人一倍美しく見えちゃうし、なすことはすべて素晴らしく思えるし。

でも、そんな精神状態はずっとは続かない。

私の場合はおそらく、何年かで燃え尽きると思う。

あのときすごく好きだった、今もやっぱり好き、という俳優さんや歌手はたくさんいるけれど、そうではなくて、ずっと同じテンションで観察していたいというか…。

よくわかりませんね、すみません(^^;)。

そういうファン心理を超えて、公平に見て、岡田准一が時代の寵児になりえるかを見極めたいというか。

ただ自分が好きだから持ち上げて考えるんではなく、公平に見て優れた人物であることを確かめたいというか。

そのためには他の俳優さんの素晴らしいところをいろいろ知らないとなぁ…。

 

世の中に名前を知られている俳優さんたちは、やはり素晴らしい魅力があるから、みんなすごいから売れてるのが大半だと思うんですよ。

売れてない人も、素晴らしい才能がまだ注目されていない場合もとても多い。

そんな中で、岡田くんがいつまで主演を演じ続けられるのか。

いつまで求められ続けるのか。

世の中は多様化が進んで、様々な価値観が並行するので、昔の映画界みたいに「誰々の映画だから見に行く!」と、観客が一つの映画に殺到することは少ない。

次々と「面白そうな新しいもの」にお客が集まるんじゃないかと思うんですよ。

ただ、ドラマなり映画なり作る側としては、売れるかどうかわからない新しいものに投資はできない。

だから、ドラマも映画も、売れてる人を抱き合わせでダブルで「新しさ」を出して売ったりすることが多い。

 

今度の「散り椿」でも西島さんと合わせ技を使われてますよね。

また、「海賊とよばれた男」では、同じ原作者、同じ監督、同じ主演、目新しさが何もなかった。

昔はそれで人が集まっただろうけど、今は違う。

そういう中で、岡田准一としてどう集客に努力していくのか。

同じ画面で、主演として、いかに脇を固める俳優陣にフォローされずに一人煌めくか。

毎回、その戦いだと思うんだけど、彼が勝ち抜いていくところを見続けたいですね。

勝ち抜くたびに、新しい顔を見せる岡田准一を評価したい。

しかし、いつまでも、人間トップを走り続けられるものではないと思うんです。

また浮上するにしても、燃え尽きるときが来ると思うんですよね。

もしも、こんな多様化した競争社会で俳優人生が続く限り、彼が主演を張り続けたりしたら…。

人間じゃないな、と思う。

できるとは思わないけど、ほんとにやってのけたら、この人と同じ時代に生まれて幸せだった、と思うだろうな(笑)。

 

またなんか、散文的なことをつらつら書いてきちゃったけれども…。

世の中のV6ファンさんたちは、コンサートで浮き立って、当落がわかるまで生殺しなのかな。

私はもうすっかり映像が売り出されたら鑑賞するつもりで全くその競争に参加していませんが。

昨日は、一時間ばかり時間をとって、20周年コンサートのWOWOWのダイジェスト版を少し見ました。

やっぱり、V6の曲は、ただ聞くより、ダンスとともに楽しんだ方が醍醐味がありますよね~。

他の人のコンサートとか見ても、こういう風に思ったことなかったけど。

曲とダンスがミックスして一つの表現に昇華してるんですよね。

凄いな、と思います。

私、よく、昔は演劇見て、面白かったりすると、ビデオを購入して帰ったりしてましたけど、家かえってビデオ鑑賞しても、生で舞台鑑賞してるときの凄さはわからないんですよね。

V6のコンサートに行かないってのも、非常にもったいないことをしているのかもしれないなぁ(笑)。

今は行く気ないけど、DVDを見るに、旦那誘っていずれ、って思います。

 

夏に向かって、「関ケ原」の公開も楽しみだけど、「愛なんだ」もすごく楽しみです(^^)。

両方終わったら、しばらく死んでるかも…(笑)。