昨夜遅く、newsZEROで本屋大賞の特集があり、「海賊とよばれた男」の紹介映像が流れました。
夫婦で見てて、思わず「船出せ~!」と唱和(笑)。
旦那が「もう一回見てぇな~!」とひとりごち。
いくら面白くても、同じ映画を何度も見る人じゃないので、よほど面白かったんでしょう。
来週、旦那の平日休みがあるみたいなので、付き合ってもらえたら行ってこようかな♪
かなえば夫婦二人での鑑賞は三回目です。
次の日曜も、旦那お休みもらえてるんですが、ここは家族で上野の春日大社の宝物展に行ってきたいと目論んでます。
春日大社の国宝の太刀ですが、去年、現代の名工が分業でレプリカを作ったんです。
このレプリカを神社に宝物として新たに奉納し、元来の太刀は国宝として今回、上野の国立博物館に来るらしいんですね。
お正月に特集番組やってたんですが、柄と鞘と刀身を人間国宝の方たちが分業で作るんですが、その細工の精緻を極めていることに絶句し、さらに、オリジナルと比較して、わずかにオリジナルの方が勝って見えることに更に絶句。
刀身は、オリジナルは錆びついて抜けないので拝めませんでしたが、レプリカの方も素晴らしい出来で、別々に作った刀身と鞘が、合わせてみるとすんなりおさまるところも感動でした。
これは平安時代の宝物ですが、古来の宝物って金づくりでも金張りのことが多いんですが、レプリカづくりのために調査したところ、オリジナルは柄も金具も金無垢で、その点も精緻豪華を極めた逸品であることは間違いありません。
このオリジナルを平安時代に春日大社に奉納したのは、大河「平清盛」で山本耕史演じる藤原頼長でした。
ネコ好きだったという彼の好みを反映して、性質の鞘には戯れる猫が象嵌してありました。
私が贔屓にしてる窪田君とBLめいた展開になって、天下のNHKでBLが!と大いに話題になってものですが、こんな宝物作らせてたんですねぇ。
ちなみに、春日大社は藤原一族の氏神で、建立したのは、岡田君演じた藤原鎌足の息子、藤原不比等と言われています。
祭神は鹿島神宮で有名な武甕槌命。
鹿島神宮は、剣聖塚原卜伝を生み、この塚原卜伝は堺雅人が演じているわけですね。
歴史、大好きだっ!
さて、本題ですが、くだらないですね、私自身も何を連想してんの、と思いますけど。
なんか、岡田准一って人をを宝石に例えたら、って、もりもり考えたら面白くなっちゃって、恥ずかしいけど覚書。
まず、お母さん、我慢強い人だったんだろう、多分、陣痛を我慢した挙句、タクシーの中で産み落とされる岡田准一。
おそらく、ケツをひっぱたかれて蘇生、この世に誕生。
このころは、とりあえず、まだ掘り出されたばかりの原石で、どんな石かもわからない。
全然しゃべらず、心配してお医者に連れていかれるも、「ただの無口な子です」と診断され、その後、喋った一言目が「それ違うと思うよ」とか何とかで、ちょっと変わった毛色の石であることが判明。
男の子って、小学生高学年で成長期を迎えるとボンレスハムになる子も多いと思うんですが、例にもれず、彼もおかっち時代を迎える。
しかし、中学でラグビーを始めると、リンゴほっぺながら栄養が身長に向かいスッキリ。
末っ子を見守る母や姉から見ても「うちの子ってひょっとして美少年かも?」と、光る原石の可能性をみいだされ、本人のあずかり知らぬうちにジャニーズ予備校へ。
予備校に行かされてみると、現在のメンバーや大人たちの目に留まり、光る玉につるつる加工され、同じような光る玉だらけのステージに投げ出される。
破格の抜擢に反発する極彩色の光る玉たちに、ぶつかられ、削られ、結果、切磋琢磨されたあげく、20代半ばにはブリリアントカットを施されたダイアモンドに。
その頃は、やはりダイアのようなキムタクはじめ、エメラルドやルビー、サファイアやオパールみたいなSMAPがきらきらしており、アレキサンドライトやパライバトルマリン、スターサファイアやキャッツアイ、サンタマリアアフリカーナなど、ダイアを凌ぐ希少性を誇る嵐が控えているのでした。
しかし、岡田准一、ブリリアントカットを施されたのは自分らしくないと思いつめ、演技の道へ邁進。
また、自らの道を探るため、格闘技の世界に入る。
「SP」で新境地にたどり着くも、「天地明察」でエンターテイメントと一線を画す世界に足を踏み入れ、「永遠の0」と「蜩の記」で日アカの最優秀主演・助演男優賞を同時受賞、無色透明なダイアモンドから、より希少性の高いブルーダイアへ。
紆余曲折の結果、アイドルの道にも向き合い、「エヴェレスト神々の山嶺」や「海賊とよばれた男」という大作を経、今回の日アカ優秀主演男優賞。
これから、さらにカットされ続けるにもかかわらず、石は大きく成長し、輝きは増していくのだろう…。
以上です。
なんかね、宝飾品とか宝石の歴史も大好きなんですよ。
で、ホープ・ダイヤって有名な宝石があるんですけど、あれが、最初は無色透明なダイヤだったのに、研磨を重ねていくうちにブルーダイヤに変化した、って伝説から、何か連想しちゃいました。
自分の頭の中がよくわからない(^^;)。