今朝のボクらの時代、「海賊とよばれた男」の山崎監督と、今、中国映画「空海」を撮影中の染谷君、そして岡田君の組み合わせで対談でした。

山崎監督は、助監督の経験を経ないで監督になったことがコンプレックス。

師と仰ぐ人がいないために「それが正解」と言ってくれる人がいないとのこと。

染谷君は、子役の頃から暗い役を引き受けることもあったので、同級生の女の子を保険室に連れて行く係だったのに怖がられてしまったこと(笑)。

そして岡田君はかねてから言及しているように、アイドル業と俳優業のギャップに追い込まれることもあること、芸能人としてのスキルを身に付ける前のアイドルデビューであったために劣等感がぬぐえないことをあらためて話していました。

 

でも、染谷君や監督に言わせると、それは「俳優」として稀有な経験なんじゃないか、と。

また、コンプレックスは、染谷君に言わせると、それは山崎監督にしても、強みでもある、と。

なるほどな、と興味深かったです。

 

それから、岡田君の子供時代。

初めてしゃべった言葉が「それは違うと思うよ」とか何とか(笑)。

それまで恐ろしく無口な子だったと。

割と人見知りでドキドキしてしまう。

小学校高学年時は、体操服を着た時の、お姉さんの感想が「ボンレスハム」。

これね、自分の甥っ子たちの成長観てるとわかりますね(笑)。

後々すごいおしゃべりになる子でも、幼い頃は一言もしゃべんないこともよくあります。

小学生高学年から中学にかけては、それからの成長期を見込んですごく太るんですよね(笑)。

底なしの食欲になるんですよ、特に男の子は。少なくともうちの甥っ子はそうでしたね~(笑)。

岡田くんも人の子であった(笑)。

 

小学四年の頃、好きな子と二人きりで掃除当番をしていると、突然「最低!」と言われた。

未だに何故かわからなくてよく覚えていると(笑)。

ひょっとして、全然モテなかったって岡田君自身は言ってたけど、実はモテていたんだったりして(笑)。

二人きりになったのに、全然告白してくれないから愛想つかされちゃったんだったりして(笑)。

岡田君て、自分からはいかない、ってなんかの番組で言ってた気がします。

岡田くんは片思いで隠しているつもりでも、女の子には岡田君が好意を持ってること、ダダ漏れだったかもしれませんね。

でも、ぜんぜん告ってくれないので悲しくなっちゃったりとか(笑)。

おばさんの妄想は止まりません(笑)。

 

岡田くんの載ってる雑誌。

まだいくつか買い足していますが、どうしてもAERAがほしかった。

表紙が岡田くんでそれを撮ったのが蜷川実花(こないだ亡くなられた蜷川幸雄のお嬢さん)と聞いたらどうしても手に入れたいし、中の自衛隊特集記事自体もすごく興味あったし。

私って、自衛隊のこととか軍事方面すごく疎いんですよ。

だから、折に触れて情報仕入れておきたいんですよね。

アマゾンで注文すると、何と抱き合わせ対象商品で、2000円以上ほかの商品買わないと送ってくれない(笑)。

 

では、ということで、かねてからほしいな、と思っていた本をいくつかまとめ買いしました。

アンドルー・ラングのバラ色の童話集なんかもほしかったけど、これは新しい翻訳ではなくて古本屋で探したいので、今回は、柳田邦男のノンフィクション作品をいくつか。

「マッハの恐怖」等読んでから、すごくこの人の本は読んでみたいと思っていて。

 

「マッハの恐怖」は航空機の歴史を追いつつ、起きてしまった実際の事故の記録をもとに、テクノロジーと人間の齟齬に焦点を当てて、どういった状況で事故は起こってしまうのか、その運命の歯車的な原因とその究明、そして事故調査の難しさ等を扱った本です。

すごく面白いんですよ。

すごい大事故も、最初はほんの、誰でもやるようなミスからはじまったり。

それが、だんだん、ちょっとしたことで膨れ上がっていき、とうとう、破たんした時、大勢の犠牲を生む事故となる。

 

「マッハの恐怖」は航空機事故に限った話ですが、今手元には「事故調査」という本もあります。

これは、航空機に限らず、ホテルニュージャパンとか、世間に取りざたされた大きな事故の事故調査における難しさと教訓について書かれています。

起きてしまったことに対して、それを防ぐためにどう人は考えて行けばいいのか、という啓示本というか。

今回は、台風災害についての本と、原発事故についての本、ゼロ戦の開発についての本、大型人災についての本を注文しました。

どれも興味深いものばかりです。

 

そうそう、全然関係ないんですが、今までひらパーって岡田君の映画が公開されるたびにパロディポスター作ってきましたが、ふと、来年の岡田君の公開映画、ちょっと思い浮かべまして。

…「追憶」でパロディポスター作れるノリか???

「関ケ原」では??

なんか、どっちもシリアスで重々しい感じなので、いじれるのかどうか、いよいよ怖くなってきましたね(笑)。

確かに「海賊とよばれた男」もシリアスで重々しいんだけど、もともとパロディーポスターのはじまりが「永遠の0」ですから、実現を疑いもしませんでしたけど。

でも。

思い出せば「蜩の記」でもやってた(笑)。

来年、「追憶」と「関ケ原」で実現したら、ほんとにおもしろいな、と無責任に期待しております。