アマゾンに注文しておいた家庭画報が届きました(^^)。

今回は岡田准一と高橋大輔が両方乗ってて、付録にモーツアルトもついてくる我得な新年号。

もう一つのおまけのお正月用のお箸もきれいです。

 

クラシックは、趣味だった父と一緒に聞くうち、私も好むようになりましたけど、実はモーツアルトよりワグナーとかブルックナーとかが好きな私。音楽もストーリー性重視です。

とはいえ、ピアノではモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークも弾いて楽しみましたし、彼の軽やかな音楽性や、その凄さをようやくわかる年になったような。

もう、だいぶ練習してないから、また一から弾き直さないと弾けないでしょうが、再び楽しみたいと思います。。

今回のCDはそれにフィガロの結婚や魔笛も入ってお得な一枚だと思います。

 

父は私が二十歳の時に亡くなりましたけど、大事にしていたのがワグナーのニーベルンゲンの歌の特別仕立てのCD。有名なオペラです。

モチーフが呪われた黄金の指輪から始まるのが、ちょっと「ロードオブザリングス」の映画で有名なトールキンの「指輪物語」にも似て。

ちまたではファンタジーゲームが当たり前の時代になりましたが、この基本設定のファンタジーの舞台は、この「指輪物語」が源流となっているんですよね。

「ニーベルンゲンの歌」は北欧神話がもとになったモチーフですが、私、好きです(#^^#)。

 

高橋大輔も、フィギュアスケート(特に男性スケーター)の好きな私はすごく好きな選手です。

現役の時は必ず見てましたね~(#^^#)。

私が見始めた子供のころから高橋大輔が出てくるまで、日本の男性スケーターは、女性スケーターが世界の舞台で滑っているのと比べると、あまりぱっとしない存在でした。

海外のスケーターに比べると、あまりにも生真面目というか表現力に限界を感じて、技術力はあるのかもしれませんが、ダイナミックさが足りませんでした。

表彰台もそれまで4位が最高だったんじゃないかな。

私、カナダのストイコ選手とか、フランスのキャンデロロ選手とかにキャーキャー言ってました。

(あれ?三次元に興味ないって言ってましたよね、私:笑)

ストイコはジャンプ主体の選手だった気がしますが、日本の和太鼓に合わせて滑ってくれた時は圧巻でした。

キャンデロロは、なんといっても三銃士です。

音楽に合わせて、まるで剣を持って戦ってるようなロングステップ。会場中が一つになりましたよ。それまで、ジャンプがスケートの花だったけど、ステップで十分観客を魅せられる、という証明になりました。

またこの人は、エキシビジョンが楽しくてね~、スターでしたね。

 

高橋選手は、そんな私にとって、目から鱗の選手でしたね~!

夢の四回転を飛ぶ!ステップはまるで舞踏のようで、今までのフィギュアの常識を覆す!

白鳥の湖をヒップホップふうに滑ってくれた時は「ギャー!」でしたね(笑)。

今までの日本人からしたらまるで段違いの表現力。

初めて彼で、世界の頂点、という文字が見えてきました。

でも、これから!という時に、重大な故障で選手生命が危ぶまれ、一番脂ののった時期を逃した。

それでも、奇跡の復活を果たしましたが、かつて世界ランキング一位をマークした力は失われていました。

でも、ひたむきに滑り続ける情熱や、なお増す表現力で観客を引き付け続け、時代は羽生へと引き継がれたんだと思います。

昔を知ってる私からしたら、男性日本人選手が当たり前に世界のトップに君臨するなんて、夢のまた夢でしたからね。

いろんな意味で、高橋選手は日本のフィギュアスケートの扉を開けたひとでした。

 

なんかね、岡田君もそうですよね。

ジャニーズの俳優としての新しい道の扉を開けたひと。

岡田准一の日本アカデミー賞受賞がなければ、二宮君の授賞はなかったかもしれません。

それだけ、俳優として認められていた、ということだと思います。

それまで、アカデミー賞にふさわしい演技をしても、ジャニーズは辞退するのが掟みたいになってましたが、ジャニーズ自身のためらいをぶち破った人だと思うんですよね。

ジャニーズ俳優を、ほかの本業が俳優の方々と同じラインに立たせた人。

素晴らしいことだと思うんですよね。

 

家庭画報の特集を見ていても、サムライを演じるのにふさわしい稀有な俳優、みたいな書き方をされていてうれしかったな(^^)。

姑が一緒に見ていて、「この子、若い役はあんまり向かないかもねぇ、もう。でも、若い軽い役はほかにできる人がたくさんいるから。これだけの顔をして、重みのある子はなかなかいないもんねぇ。この子にしかできないからねぇ」と感慨深げでした。

 

雑誌のほかのページには、高級宝石店の特集(久しぶりに見た!ヴィトンなんか、デザインがミキモトと見まごうほどで、めっちゃジャポニズム)とか、檀れいさんのお着物、後藤久美子の瀟洒なグラビアなど、見どころ沢山でしたが、そこに岡田君がいてもさらに渋いという、なんかすごいことになっていました(^^;)。

「昔、よく買ってたわねぇ」なんて、懐かしそうな姑。

姑は、お茶とお花の先生です(^^;)。

お年を召した方にも好感触で、なんか、「海賊とよばれた男」、また広範囲の年齢の方が見に行かれるんだろうなぁ。

うちの小6の次女が、ストーリー全部把握してるとは思えないけど「面白かった!」と言ってます。

うちの旦那もうずうずしてるし、ほんと、公開が楽しみですね!