V6の紅白出場、決まりましたね(^^)。
今年は微妙だな、と思ってただけにうれしいですね!
イノッチは絶好調だし、長野くんも晴れときどきファームだし、岡田くんはプロファイラーだし、今年はなんといっても三宅くんがパラリンピックの手話で大活躍でしたからね、ひょっとしたらと思ってました(^^)。
岡田くんの官兵衛は勿論ですけど、そもそも森田くんは大河常連ですもんね(平清盛の時もいい味出してました)、NHKとつながりの深いV6です。
結構旦那は森田君好きみたい。
おととしのV6出場は残念ながら見逃してましたが、去年は実家でバッチリ旦那と見ました。
イノッチ司会で、V6はディズニーコラボでキャラと戯れてましたね(笑)。
プルートかな、岡田君にいじられてお手柔らかにって、なんかTwitter賑わしてましたっけ。
紅白舞台裏で、XのYOSHIKIの後ろを電車のように連なってVポーズで通り過ぎるV6(笑)。あれ、なんの番組でしたっけ。イノッチは司会でいなかったけど、先頭の岡田君はじめかわいかったですよね。
おととしの三宅くんの草履が脱げちゃった、和装でそろって踊るV6、見てみたかったな。
岡田くんは官兵衛つながりで審査員してるので、そういう意味では4回目の紅白。
またも実家でしっかり見たいと思います。
プロファイラーのハワードカーター回、ようやく見れました。
そう、ツタンカーメンは有名なエジプト王の王名表には含まれていない王だったんですよね。
最初、ツタンカーメンはツタンカートン=トゥトアンクアトン、すなわちアトン神の化身、という名で、父親の信奉するアトン神にちなんだ名を持っていました。
しかし、父親の死によって宗教改革がとん挫し、もとのアメン神信仰に世の中が立ち戻ると、トゥトアンクアメン=ツタンカーメン、と改名したのでした。
遺体の調査によって、その若すぎる死はいろいろと取りざたされていますが、あの辺の歴史もヒッタイトとの絡みでみていくとすごく面白いです。
ツタンカーメンの死後、妃のアンケセナーメンは大叔父に当たる神官アイと結婚し、アイがファラオとなりますが、彼女はこの結婚に異議を唱え、ヒッタイトの王子を迎えてファラオにしたいと考えました。諸説ありますが、前にブログで描いたように、エジプトは女性に王位継承権がありますので、これが可能だったんですね。
しかし、このヒッタイトの王子が、エジプトに到着前に、のちにファラオを簒奪する将軍ホルエムヘヴに暗殺され、これがもとでエジプトとヒッタイトの間に戦争が起こります。
一応はエジプトの優位で進みますが、ヒッタイトの滅亡までこの状態が続きます。
ヒッタイトとの戦いで最も有名なものはカデシュの戦いですが、このときのファラオがラムセス二世。聖書でモーセが民を率いて海を渡るときの王ですね。
映画「十戒」で最も有名なシーンです。
もっとも、ツタンカーメン自身も南下するヒッタイトに対抗して戦に出たりしていたので、小競り合いのようなものはずっとあったんでしょうね。
ツタンカーメンはじめ、父のアクエンアテンから4代の王は混迷時の王として王名表から削られたと解説されていましたが、このアマルナ時代の芸術というものは特筆するべきものがあって、エジプトを通して最も写実的な文化の高い時代だった気がします。
有名なネフェルティティの胸像もこの時代のものです。
この胸像自体も謎多きロマンある遺物ですが、それまで神として形式化された表現しかされてこなかったファラオが、アクエンアテンの肖像は非常に写実的に作られていたりして、美術史から見て特に興味深い時代なんです。
アマルナの遺物は日本の発掘隊が大発見したことが有名なんですよ。吉村作治教授です。
考古学者は、ハワード・カーターのように一度の大発見をすればその調査で一生終わってしまうことの多いものですが、吉村教授はアマルナの階段遺跡や太陽の船の発見など、二度も大きな発見を果たしてエジプト史を塗り替えたひとです。
エジプトに限らず、日本の考古学者の地道な活動が、日々、古代史を塗り替えています。
また、ツタンカーメンは呪いの話でも有名ですよね。
発掘に関わった人がカーナヴォン卿はじめ、何十人も死んだことになってます。
黄金のマスクを警備する人も、何人か心臓まひで亡くなったとか。
どうなんだろう、オカルトにも興味あって、いろいろ調べましたけど(笑)、ならばなぜ、ハワード・カーターは死ななかったんだ、というのがいつも突っ込みどころなんですよね。
でも、プロファイラーを見てると、呪いはなかったのかもしれないけど、カーターが必ずしも栄光を手に入れたわけではないことを考えると、当たらずとも遠からずって気もしますね…。
世紀の大発見を素晴らしい情熱で成し遂げたけれども、彼が手に入れたものは何だったんでしょうか。
岡田君の最後の締めの言葉が印象的でしたね。
最近になって、ツタンカーメンの墓にはまだ未調査の空間があることが明らかになってきました。王家の谷のほかの王の墓に比べると、あまりにもツタンカーメンの墓は規模が小さい。
それなのに、あれだけ豪華な副葬品が見つかって、それについても諸説あるんですが、新たな空間からまた発見があるかも、と思うと今からワクワクします。