各ワイドショーでひらパーイベント観ました(笑)。

ひらパーは、大阪枚方市にあるローカル遊園地。

永遠の0あたりから、岡田君が地元遊園地のPRを引き受け、そこから入園客がうなぎのぼりなんだとか。

毎回、岡田君の映画が公開されるたびにコラボレーションされるパロディポスターが話題を呼んできました。

私は関東圏なので、WEBでポスター拝むだけでしたが、HPを見ると関西限定ひらぱーCMが見れたりします。歴代のCMはヨーツベでチェック可能かな、とにかく面白いです。

妹家族が大阪に住んでいますが、去年かな、おととしかな、私が岡田君に興味を持ち始めたころ、ちょっと話題に出したときに、扱いが違いました←;。

私としては、人気アイドルだけど、演技派のイケメン俳優として話題に出したのに、彼らからすると、なんかすっかり三枚目な扱い…。

妹の旦那さんなんて、「岡田もそこそこイケてるのにな~、あれはな~」とか爆笑。

?をまき散らしている私に、スマホで妹が初めてひらパーのCM見せてくれたのでした。

「大阪じゃ毎日CMで見るよ」って。びっくりしましたよ(笑)

 

昨夜はそんなひらパーで、観客の前に初めて岡田准一が超ひらパー兄さん&園長としてお目見えした、関西圏ファンにとっては盛り上がるイベントだったわけです。

WEBでは岡田君の写真がジャニーズルールで載せられないので、ひらパー関連ローカル紙、わざわざ号外出してくれて周辺の駅で配られたものの10分でなくなり。

今朝は、関西限定NEWSかと思いきや、ZIPやPONで全国ネットで話題となりました。

ポスターだけでなく、今回初めてコラボレーションでCMが作られたとのことで、PONで初めてそれを見ましたが、やっぱり呆れつつも思わずニヤリとしてしまう出来栄え。

それとは別のイルミネーションイベントのCM「枚方のスター編」もかなりニヤッとさせられましたが、今年もひらパーは熱いです(笑)。

 

私が見たい討論番組も、軒並み関西圏の番組だし、ひらパーは熱いしで、なんか関東に住んでるのがちょっとつまらなく思えてくる今日この頃。

生まれてこの方関東に住んでいますから、いまさら関西で暮らしていける自信はありませんけど、あこがれますね~。

軍師官兵衛放送時も、関東より関西、まあ、地元ということで九州の視聴率が一番高かったんですが、そういう時にちょっとあちらの空気を感じてみたかった。

ジャニーズ内で相葉君と一二を争う好感度タレント岡田准一ですが、関西圏ではより強みがあるようで頼もしいですね(^^)。

 

さてさて、ここからは関係ない政治の話。

とはいえ、「海賊とよばれた男」目線でいえば、石油の世界情勢も絡んでくるので、まったくの無関係でもありませんが、要は今朝話題のTPPアメリカ離脱ニュースですね。

 

もともとアメリカが提唱していたTPP。

日本は入るとき散々ごねていましたが、アメリカの強い圧力に屈服して野田政権時に参加することを決めました。

これってなぜって、TPPって、国力の衰えてきたアメリカが、すでに安い労働力もなし、売りとなる製品もなし、どうやってこれから国力を伸ばしていくか考えたとき、知的財産権の価値を高めるために始めたもの、という一面があります。

その点ではあんまり日本に有利なことはなかった。

 

当初、アメリカの要求は、アメリカから車を売るときは日本の関税を撤廃しろ、でも日本車に対するアメリカの関税は下げない。また、アメリカの安い農産物を関税なしで輸入しろ、ってなもので、日本の車は売れにくくなるし、農業が大打撃を受けることは目に見えていましたからね。

ただでさえ風前の灯火の日本の農産業。

日本の食料自給率はたいへん低く、食糧事情を他国に頼らざるを得ない状況です。

何かあったとき、燃料にしろ食料にしろ、他国に依存する日本は非常に立場が弱いため何かと不利なわけですから、これ以上、自給率を下げたくないわけですよね。

 

そのうえ、頭にくるのが、野田政権が英断してTPPに参加することを決めたものの、なぜかアメリカはもったいぶってすぐにTPPの交渉会議に日本を参加させませんでした。

日本としては完全に肩透かしです。

そんな屈辱をなめつつ、安倍政権になって、日本に不利な条件でTPPが締結されないよう、甘利さんが日本の外交史にこれまでにないほど粘りを見せて、互角に近い条件を結び、ようやくTPPが形を整えたのでした。

あとから来た日本を冷遇してみたものの、結局、経済力の突出したアメリカと日本の交渉がまとまらなければ、他国との交渉を含めたTPP全体の形が整わなかったわけです。

 

そして、TPPの国内承認の件ですが、こちらは交渉でまとまったTPPについて、それぞれの国内で国会の了承を得なくてはなりませんが、日本は熊本地震で審議が遅れたのに、TPPとは別のアジア経済圏RCEP成立(日本も入ってます)をにらんで今期中に承認を通す必要があり、揉めていたわけですが、今朝、トランプさんがTPPからの離脱を宣言したわけです。

もう、日本はアメリカに振り回されっぱなし。

こうなると、もうアメリカは大国の信用を失う形になるのではないでしょうか。

 

まぁ、ヒラリーさんが大統領になったところで、甘利さんがまとめた交渉を翻意するつもりだったでしょうから、いずれにしても日本にとっていいことありませんが、そもそも、TPPを結んだあと、実はすごいリスクのある条項もあって、これが発動すると、もしかして、誰もが医療を受けられる制度が崩れる恐れもあり、また、私に関連することでいえば、著作権に絡むことで、今まで以上に神経質にならなくてはならない部分もあったので、発効しないならしないでも道はあるような気がします。

但し、アメリカ中心の経済圏の構築は見送られ、確実に中国中心の世界へと一歩足を踏み出すような気がしてなりませんが…。

 

歴史的に見ると、なんだかアメリカの零落を見ているような気もします。

第一次世界大戦と第二次世界大戦において、イギリスも含めてヨーロッパ中が戦場となり、それまで強国だったヨーロッパ各国は疲弊し、国力を落として零落しました。

第二次世界大戦においては戦後、次々と植民地が独立も果たし、唯一戦場とならなかったアメリカが独り勝ちの状態となっていました。

そして、冷戦の時代、ソビエトとアメリカが対峙し、その後アメリカが勝利し、世界の情勢はアメリカのもとに定まったかに見えました。

けれども、アメリカも世界各地に軍隊を送り介入を繰り返すうちに、国力を失っていっていたのです。

主な産業もアジアを中心とする国々にシェアを奪われ、アメリカ国民は他国のために自国の軍隊を送り出すことに憤りを感じだし、今までのアメリカの政治に疑問を抱き、トランプを選びました。

トランプが選ばれずとも、アメリカの衰退は止められるとは思えません。

アメリカが国内の充実を図れたとして、その間に確実に中国やインドが勢いをつけて新しい世界の勢力図が描かれていくことでしょう。

その中で、日本はどう頑張って行けばいいのか。

 

とりあえず、先日石油ルートについて書きましたが、石油の観点から考えると、今までアメリカは、自国も石油産出国でしたが、足りない分は中東から仕入れる必要があり、そのために海路確保で南シナ海に軍を派遣している部分もありました。

しかし、シェール石油という画期的な技術開発で、アメリカは石油の自給自足が可能になったのです。そのため、南シナ海に中国の勢力が大きくなってきた、という側面があります。

日本としては南シナ海の海路を確保しつつ、アメリカの石油を求めに行く必要があります。今までは、アメリカとは条約締結が済んでいないために石油を買うことができませんでした。今回のTPPによって、条約締結とみなされ、石油の輸入路が増える予定でしたが、このままだと無理そうです。

新たに、2国間交渉でアメリカとの石油ルートを確保するべきかもしれませんね。

 

また、アメリカのシェールオイルの影響を受けて、ヨーロッパに天然ガスがさばけなくなったロシアが日本に接近してきています。

アメリカとロシアの関係が悪化している中、絶好の北方領土交渉の機運が高まりましたが、トランプに代わって2国の関係が改善した場合、この交渉も考え直さなくてはならないでしょう。

日々世界の歴史は動いています。

どの国とも争うのではなく、お互いが得する方向へ向かうことが最大の紛争を避ける道だと思います。