院長傳田吉平(リハ専門医)の指示・指導の元で実施しています。

病院 : 疾患別リハ(脳Ⅰ・運Ⅰ・呼Ⅰ)の施設基準で行っています。
介護老人福祉施設 : リハビリ強化加算・個別リハ加算による指導を行っています。 スタッフは25名 (PT8名 OT8名 ST4名 音楽1名 運動1名 美術1名 助手2名)
リハビリ診療領域 : 予防~急性期~回復期~維持期~終末期老年期リハ・介護予防・在宅支援・地域リハビリ等


主な疾患 :
脳血管疾患・骨折・脊髄脊椎疾患・変形性関節症・難病・内部疾患・認知症・廃用症候群・運動器不安定症・呼吸器疾患 など 訪問リハビリ(PT・OT・ST)医療保険・介護保険 福祉機器紹介・住宅改修評価を行います。 群馬大学准教授(浅川PT)が非常勤講師として2回/月来院指導。 前橋赤十字病院(山川Dr)が非常勤講師として2回/月来院指導。 単なる筋トレではありません。高齢者用に開発されたマシントレーニングを中心とした運動プログラムです。
 
老化や器質的障害により低下した身体的・心理的活動性を向上させ、自立性の向上とQOLの高い生活への復帰を目指すリハビリテーションの新しい手法です。当会では平成16年より5機種を取り揃え活用しています。原理はごく簡単で、各部の使っていない筋肉を万遍なく動かすこと(再活動化)にあります。自信がつくことにより、行動の変化も生まれてきます。軽い有酸素運動の時に神経から放出される物質には、「うつの改善」「認知症進行防止」などの効果もあるようです。

両手でジャンケン

自分の両手でジャンケンをする。右手が勝つには、左手が勝つにはと命題を与え、ゆっくり考えながらしてもらう。先ほどレビー小体型認知症の母にやらしてみました。散々でした。もう少しできるかなと思ってので、少し残念。「右手がパーの時、左手が負けるのは?」などと少し手助けしないと、できませんでした。レビー小体型認知症が発症したと思われるころは、私とジャンケンをしようといっても、「ジャンケン?」ととまどった顔をして、全然出来ませんでした。曲がりなりにも、自分で考えながらジャンケンができるようになった母を見て、高齢者のリハビリ効果を感じています。


顔の運動

口を大きくあけるー大きく口をあけて自分の名前を、1語1語はっきり、ゆっくりと言ってみる。顔の表情を変えるー声を出しながら、怒った・困った・笑った顔などいろいろな表情をしてみる。舌を動かすー舌を口から出して、前に突き出したり、左右に動かしたり、口の周りをぐるぐる回す。目を動かすー目を左右・上下にぐるぐる回す。頬を動かすー頬を大きくふくらませたり、引っこめたり、ふくらませた頬を、指で突っついたり、つねったり、たたいたりもする。

健康を保つための秘訣は、日常生活を通して「歩く」「動く」「運動をする」ことをいかに心がけることだといわれています。運動を行うときには、音楽をかけたり、話をしながら行って、ストレスのない状態ですることを薦められています。この本は疾病別にリハビリ体操が、図解入りで紹介されていますが、どれをとっても高齢者が簡単に、座っていても、寝ていてもできるものばかりなので、ひとつでも普段の生活に取り入れリハビリをしたいものです。



高齢者の疾病別リハビリ体操という、高齢者の方のリハビリに参考になる本をご紹介します。病気別に本が書かれていますが、認知症のリハビリにも大変参考になり、今でも時々読み返しています。


「骨粗しょう症のリハビリ体操」「関節リュウマチのリハビリ体操」「パーキンソン氏病のリハビリ体操」「糖尿病のリハビリ体操」「脳梗塞のリハビリ体操」著者は、現代では「歩く」「動く」「運動をする」時間が少なくなっているので、運動不足によるさまざまな病気を引き起こしやすくなっていると警告されています。健康を保つための秘訣は、日常生活を通して「歩く」「動く」「運動をする」ことをいかに心がけることだといわれています。運動を行うときには、音楽をかけたり、話をしながら行って、ストレスのない状態ですることを薦められています。


この本は疾病別にリハビリ体操が、図解入りで紹介されていますが、どれをとっても高齢者が簡単に、座っていても、寝ていてもできるものばかりなので、ひとつでも普段の生活に取り入れリハビリをしたいものです。この本には、多くの人とする、簡単でおもしろそうなレクリエーション運動も数多く紹介されています。デイサービスなどでする、レクリエーション運動をお探しの職員の方にお勧めな本です。