つい先日、実父が87年の生涯の幕を閉じました。

余命2週間の宣告をされ点滴も外されていたので、覚悟はできていましたが、父の死を目の当たりにして見ると悲しく、寂しいものでした。

認知症で身体もだんだん弱くなっていき、口からも食べ物を食べることができなくなり、点滴で治療していましたが、どんどん弱くなる身体には追いつかず、点滴も外され言い方は悪いのですが「餓死」する様に亡くなりました。

息をひきとる時、立ち会えたのがせめてもの償いができたのではないかと自分を慰めています。

葬儀もコロナウイルスの関係で家族葬(親戚葬)にしましたが、沢山の方々から心遣いをいただきました。これも生前の父の功績だと感じました。

長男で生まれた父は一家の家計を支える為、小学生を卒業後働きに出ました。まさに身を粉にして働いてきました。怪我をしても休む事も無く働いていたのが今でも思い出されます。

厳し時もありましたが、根は優しい父でした。

酒とパチンコが好きな父でしたが、認知症になった事もあり、ここ5年くらいは酒もパチンコも一切やらなくなり、趣味程度で畑仕事をする事が唯一の楽しみでした。その趣味の畑仕事もできなくなってからはどんどん弱っていくばかりでした。

父の命があとわずかだとわかってから、認知症で弱っていく父に「今までありがとう」「感謝しとるよ」と言いました。伝わったかどうかはわかりませんが……。もっと元気な時に伝えればよかったと今悔やんでいます…なんて情け無い息子だと思っています。

皆さん親には元気にしている時に感謝の言葉をかけて下さい‼️そうしないと私みたいに後悔しますよ‼️

「父ちゃん」いままでありがとう😊

合掌🙏