昨日、認知症の父が退院しました。

1カ月くらい前に足に痛みがあり動く事ができなくなり、骨折の疑いがあったので急遽、救急車で病院に搬送。

幸い骨折は無くそれはよかったのですが、歩いたり動く事の出来ない父を家では治療できないので、そのまま入院することにしました。

認知症の人と接した人はわかると思いますが、まともな会話は出来ません、どこがどんな風に痛いとか具体的に言ってくれ無いので厄介です。
幸い父は歩く事ができないので検査もスムーズに受け大事に至らなかったので、まだよかったです。

以前、入院した時は歩ける認知症だったので訳の分からない徘徊をして他人の病室に入ったりして大変でした。

そんな父が昨日、退院して家に帰ってきました。認知症なのでわかりませんが、家がわかるのか?少し安心した表情になった様に感じました。

老老介護なので母に負担がかからない様、父は年末年始はまたショートステイに行きます。なので束の間の帰省みたいな感じです。

私たち家族を養う為に身を粉にして必死に働いた父。
そんな父を見ていると、人の一生ってなんなんですかね……。なんか考えさせられた一日でした。

病院の先生をはじめ、看護師やスタッフの皆さんにはただ感謝しかありません。本当にありがとうございました。