例えばバレーボール6人制のルールは一つで、それに基づき試合が行われます。当然、戦っているので勝ち負けは付いてきます。しかし、試合に対する取り組みはチーム、個人によって様々です。勝つ事に全てを注ぎ試合に勝つ事を目的とするチーム、練習の成果を試してみたいと試合に臨み自分やチームを試合で試すチーム、体を動かし汗をかきプレイし日頃のストレスを発散させたりするチームなど年齢やチーム事情によって様々です。
先日、後輩のS田がやっているバレーボールの集まりに行ってきました。子供達にバレーボールをさせる場を作りたいとの思いで体育館を取り、道具を準備してやっているそうです。その行動には後輩ながら尊敬します。
参加している子供達にいわゆる体育会系の乗りは無く、みんなで集まってみんなで楽しく練習して帰って行く様な雰囲気の集まりでした。中には上手くなりたいと思ってきている子供達も何人かいました。
私が関わった子供達もいましたが、私と接する時とは別人の様にバレーボールを楽しんでいてビックリしたのと同時にこの雰囲気を少しでも私が出せたら、もっと他の教え方ができたのではないかと思い勉強になりました。
部活動では限られた時間でバレーボールは当然、色んなこと学ばせるので難しいのと結果も出さなければいけないので大変です。「よく学校の先生はやっているなぁ」といつも感心して見ていました。
私の思い描いているバレーボールとは違っていましたが、「これもアリだな……。」と考えさせられた時間でした。色んなやり方でバレーボールの面白さを知ってもらい、生涯スポーツとしてバレーボールを続けて欲しいと思いました。