朝7:00。カーテンを開ける。
先週の土日に朝からバスケットゴールにシュート練習していた2人の少年はいないようだ。
パンをパン切り包丁でカットする。古いパンの最後の1枚とあたらしい1斤のパンをカットしたあわせて2枚。
さらにそれをサンドできるよう真ん中からカットする。
薄切りのサラダチキンをパンにのせて、その上からチーズとマヨネーズをのせてトーストに入れる。
焼き上がりにレタスを載せてカットした方と挟んで食べる。
インタホンが鳴り、母がやってくる。病院で検査を受けるはずだったが担当ドクター不在だったらしい。
前回のドクターとのはなしの記憶が曖昧なので、聞き間違ったのかわからない。
苦笑するしかない私と母。
母は私にものをとってほしいと頼むが、指さして「あれ」というだけで、名前が出てこない。
苦笑するしかない私。
家をゴミ屋敷にしている大量のものや、親父の荷物を捨てて整理していることに、母は捨てるなと言う。
嫌われ役を覚悟して整理し続ける私。
ものは大切にしろ。もったいないから捨てるなと物を抱え込む母。
ものは大切だからこそ、必要最低限なものだけ買って長く大事に使えばいいと思う私。
団塊世代の大量消費社会の価値観と就職氷河期世代の失われた30年の価値観は、相容れないのかもしれない。
親父は大丈夫と言いながら結局、あとかたづけを子の私に押し付けている。
親父は次男なので、家を出てから祖父母の介護は一切しなかった。亡くなった後の荷物整理もまた同じだったようだ。あとかたづけをする側の苦労をわかっていなかったんじゃないかと思っている。
このままでは私は母でも同じ苦労を負いかねない。私が年をとってからでは大変になることを母は考えられていないだろう。
今からでも荷物整理をはじめる。自分が高齢者になるころには、最低限の物で暮らしている。
私にはあとかたづけしてくれる人がいないので。
今晩食べたとんかつとほうれん草のおひたしが美味しい。
ありがとう。