愛しの座敷わらし/荻原浩。【hey】
あっさりしているから、
軽く読めちゃうんだけど、
何気に文庫だと、
上下巻の本作。
1つ気に入らない事は、
父晃一を、
水谷豊が演じて、
映画化ってところ。
どう読んだら、
晃一が水谷豊になるんだ?!
まったく、
誰が決めたか知らないが、
すこぶる気に入らない。
案の定、
巻末の解説での、
水谷豊。
ホントにこの本読んだのか?!
と、
聞いてやりたいくらいの、
読解力の無さ。
はたまた、
自己中な解釈。
まぁ、
映画は観ないから、
水谷豊への不満はこの程度に。
さて本作、
クルクルセカセカ、
主観が変化する。
父晃一の空回りも、
嫁史子の算段も、
姉アズミの思春期も、
弟智也の無邪気さも、
バァバ澄代の年の功も、
全部の目線で、
観察できるようになってる。
これは一重に、
荻原サンの腕でんねん。
懐かしい感じと、
ハッとする気付きと、
フムフムうなりたくなる共感が、
いいバランスで、
組み立ってる。
難しい事なんて、
ひとつも無い。
チョット一息、
気軽に読みたい作品。
分かったか、
水谷豊ょ!!
hey.