HEYTEXの交換日記。 -82ページ目

愛しの座敷わらし/荻原浩。【hey】

あっさりしているから、

軽く読めちゃうんだけど、

何気に文庫だと、

上下巻の本作。


1つ気に入らない事は、

父晃一を、

水谷豊が演じて、

映画化ってところ。


どう読んだら、

晃一が水谷豊になるんだ?!


まったく、

誰が決めたか知らないが、

すこぶる気に入らない。


案の定、

巻末の解説での、

水谷豊。

ホントにこの本読んだのか?!

と、

聞いてやりたいくらいの、

読解力の無さ。

はたまた、

自己中な解釈。


まぁ、

映画は観ないから、

水谷豊への不満はこの程度に。


さて本作、

クルクルセカセカ、

主観が変化する。


父晃一の空回りも、

嫁史子の算段も、

姉アズミの思春期も、

弟智也の無邪気さも、

バァバ澄代の年の功も、

全部の目線で、

観察できるようになってる。


これは一重に、

荻原サンの腕でんねん。


懐かしい感じと、

ハッとする気付きと、

フムフムうなりたくなる共感が、

いいバランスで、

組み立ってる。


難しい事なんて、

ひとつも無い。

チョット一息、

気軽に読みたい作品。


分かったか、

水谷豊ょ!!


hey.