HEYTEXの交換日記。 -426ページ目

見てしまった。【hey】

今日の帰り道。

地元の駅から家までの、

いつもと同じ道のりを、

いつもと同じチャリンコで、

いつものように走ってた。


前を見ているようで、

何も見てない。

何か考えているようで、

頭の中は白紙。


幽体離脱というか、

意識障害というか、

とにかくボケっと自転車こいでた訳。


街灯はまばらで、

道路の左手には、

大きめの空き地的公園。

その先に、

薄気味悪く自動販売機の明かり。


と言っても、

時刻は8時くらい。

そういう時間帯じゃないのは分ってる。

でも見える。

確かに見える。


自販機の明かりで浮かび上がる、

ユラユラ歩くシルエット。

背丈は小学1年生くらい。

男の子ぽい。


この平成の世に、

袴姿に竹刀らしき物を背負っている少年が、

左右にユラユラ揺れながら、

ヨタヨタ歩いているじゃないか!!


遂に見てしまった。

しかもかなりハッキリ。

大パニックの頭の中を、

整理しようと懸命な私の耳に、

突如届いたのは、


『ホレ!!早くしないと遅れちゃうよ!!』


???

勇気を出して振り返ると、

遥か先でお母さんらしき人が、

自転車で待っている。

こちらは明らかに21世紀のお母さんだ。


ほっほー。

なるほど。

ただ剣道教室に行くのを渋っていたガキか。


紛らわしいから、

21世紀らしく、

習い事もフェンシングとかにしてもらいたい。


なんて思ったけど、

暗闇で、

中世の騎士と出会ったら、

失神じゃ済まないだろうね。


hey.