HEYTEXの交換日記。 -362ページ目

青い鳥/重松清。【hey】

なんとも言えない、
匠の技が光る、
そんな作品。

いわゆる思春期の、
モヤモヤ、
ムシャクシャした気持ちを、
手に取るような鮮明さで描く。
まさに、
重松清の真骨頂。

私自身は、
中学時代の先生に超恵まれてて、
幸い、
その事に気付く事もできた。

だけど、
助けてもらえない子供って、
多分いっぱい居る。

自分も子供だったくせに、
自分にも同じ不安定な感じの時があったくせに、
そんなんサッパリ忘れて、
ただただ怒ってるような、
そんな大人ばっかりに囲まれて、
身動きが取れない子供達。

そんな境遇の子供達が本作を読んだら、
自分の不幸の決定打になる。
自分には村内先生は居ないってなる。

だから、
周りの大人が読むべき本だ。
と、
私は思う。

学校の先生、
保護者サンへの、
課題図書。

hey.