新入社員。【hey】
今年の新入社員。
うちの会社には、
不釣り合いな、
高学歴な、
粒揃い。
国立大出身者が、
ゴロゴロ入社。
よっぽど就職難だったんでしょう。
可哀そうに。
私の課にも、
国籍を超えて、
近所の国からやって来た。
四千年の歴史あるねー。
と、
悠久で壮大なイメージとは裏腹、
せこくて陰険な民族。
すこぶる苦手な民族。
よりによって自分の課に、
赤と黄色の国旗を翻し、
侵入者がやってくるのは、
気が重い半面、
戦闘モードの予感に、
チョットした期待もあった。
ところがどっこい、
やってきたのは、
頭脳明晰。
背は低いけど、
よく鍛えてある雰囲気。
挨拶ができて、
自然なレディーファーストができて、
話題豊富。
更には酒に強く、
何ともジェントルマンな、
好青年だった。
ある意味、
イメージの期待を裏切らないのが、
奴らだと思っていただけに、
拍子抜け。
ビックリするくらい、
好青年。
何だか自分が、
とてつもなくちっぽけで、
とるにたらない日本人みたいで、
情けなくなった。
とは言え、
やっぱり嫌いなもんは嫌い。
理由も実績もあるだけに、
譲れないし、
ゆるぎない信念!!
でも、
個人を見て、
例外特別措置があり得る事を、
勉強させてもらった。
と言いつつ、
二日酔いの頭に、
ふと浮かんだ妄想。
いや、
意外と真相かも。
“彼はスパイかもしれない・・・”
hey.