ゆく歳、くる歳、抗えない、迎えいれよう


長女が生まれる前、一緒に働いてる方と

つかず離れずで良いお付き合いをしている。

その方は現在78歳

当時もバイタリティ溢れて

志しもはっきりとしていて

私の良き相談相手であり、良き先輩だった方

その方は78歳の今も働いている。

59歳で、一人札幌に移住して来た!

ご主人を私と知り合う少し前に亡くし

息子さんと娘さんの為に前向きに頑張っていた

ほんの少しの心の掛け違いで

娘さんご夫婦と仲違いし、息子さんのいる札幌へ

だけど、息子さんを頼らず

一人で頑張る!と…

今も一人で頑張っている!

74歳の頃、久々に会った時、

74歳とは思えない若さ溢れるエネルギーに満ち溢れていたけど…

78歳で会った時、あれ?えっ?どうした?

と思うほど、その姿は見違えた!

わずか4年、何があったのだろう?

74歳の時から今の仕事を始めた

始めた頃は、希望に溢れていた

だけど、いつもそうなのだけど…

彼女は仕事が出来るが故、気づくが故

慣れてくると、他の人のやり方が許せなくなる

わざとサボる人や意地悪な人が許せなくなる

それを見て、イライラして、そして疲れる

自分のやれる範囲を超えた事をして疲れる

4年の間に、その積み重ねに身体が追いつかなくなって、そして一気に歳を感じさせる見た目になってしまった!

痛い腰に負担をかけて、いつも腰が曲がり

立ち仕事で足に負担がかかり、O脚がひどくなり

歩く姿が痛々しい。

それでも、彼女の中の負けたくない精神が前へ突き進ませるのか?

彼女は、私を必要としてくれる!と喜んで働いている!あと2年頑張りたいと、疲れた身体にムチをうちながら職場へ向かっている!


ずっと彼女が憧れだった!

そうなりたいと思っていた!

けど、今は違う!

身の丈を知り、身の丈で働きたい!

人から必要とされる事も大切かもしれないが、自分の為に働きたい!

自分の丈を知り、迷惑をかけず、自分の為に働く!


生きることは働くこと


そう教えてくれたのは、78歳で頑張る彼女

生きる為に、自分自身を見つめる事も必要だと、彼女の小さくなった背中が教えてくれる。


わたしの身の丈

わたしは暮らしも大切にしたい!

疲れて眠る為に帰る家は寂しい

慎ましく、美味しく、楽しく、健康で暮らす為に

働こうと思う。