こんにちは、30代の詩吟YouTuber、heyheyです🎤

今日は徳川斉昭の「弘道館にて梅花を賞す」という漢詩を

より良く吟じるための3つのコツについてお話します。

1. 出だしの重みを出す🏛️

「弘道館中」の部分が非常に重要です。

ここで詩吟の評価の7割が決まると言っても過言ではありません。


注意点:
・たっぷり息を吸い、丹田に空気を溜める
・言葉の一つ一つを意識する
・節調で確実に主音に落とす


イメージは4つの大きな「おまんじゅう」を置いていく感じです😄
「コウ・ドウ・カン・チュウ」とドシンドシンと重みを持たせます。
この重みのある出だしは、徳川斉昭の威厳と弘道館の重要性を表現しています。


2. 「十分に開く」で華やかさを表現🌸

承句の終りで美しさや華やかさを表現します。

重厚な雰囲気から一転、軽やかさを出すのが大切です。
これは梅の花が咲き誇る様子を表現しているのです。

「ふくいく」でふわっと上げ、

「じゅうぶんに」でたっぷりと広げるイメージで吟じます。
 

空に舞い上がるような感覚が良いでしょう。

ただし、長く吟じすぎないように注意です。


3. 「天下の魁」で締めくくる🏆

最後の山場をしっかりと締めくくります。


・「春を占む」で滑走路を引く
・「天下の」で重みのある3つの塊のイメージ
・「先駆」でドドーンと締める


「天下の」をたっぷり、堂々と吟じ上げてください。

最後の「魁」は、東映の映画の終りのイメージでドドーンと締めます😄

これは決して大げさな表現ではなく、詩の内容に相応しい力強さを表現するためです。


これらのポイントを押さえることで、この素晴らしい漢詩の魅力を十分に引き出すことができるでしょう。
また、このような力強い詩吟は体力も必要とするので、地味に体力作りも大切ですね♪

皆さんも、この3つのコツを意識して「弘道館にて梅花を賞す」を吟じてみませんか。
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで必ず上達します。

きっと、新しい発見があるはずです😊 そして、この漢詩の深い意味と美しさを、
より深く理解し、表現できるようになるでしょう。

 

 

もっと詳しく知りたい方は、YouTubeでも同じ内容を話しています。
実際の吟詠の様子(音声)も聞けるので、参考になると思います。
良かったら、チャンネル登録してくださいね📺

 

 


今日もコツコツと、一緒に吟道を歩んでいきましょう。
これからも詩吟の素晴らしさを多くの人に伝えていけたらと思います。