2000年02月に入院した。
ちょうど私が34歳のバレンタインを迎える頃の出来事であった。
あれから17年が経過し、それまでサラリーマンだった私は闘病〜退院し、
少しして無茶な話だがフリーランスとして起業して幸いなことに今日まで元気に生き延びている。
いまだに雨が降る前や季節の変わり目などは体のアチラコチラがビリビリ痺れる。
ただし、17年もそんなことが続いているとそれは日常となり今では大きな違和感はない。
要するにその状態がデフォルトということである。
で、あることがきっかけで当時の闘病日記を振り返った。
そして思った。
今もギランバレー症候群という病気で
未来を悩み
未来をあきらめ
絶望している人がいると思う。
このブログがそんな人の勇気や希望、そして息抜きになればと思いアチラコチラに書きなぐっていた当時の記憶を再度ここにまとめることにした。
あの時経験したこと、思ったこと、考えたことを。。。
また、この手記はギランバレーを発症して3年後の2003年にあるブログに掲載し14年間放置していたものを少し加筆しここに再掲載しています。
プロローグ
今日、ひさしぶりに仕事も早く終わり家路についた。
子供たちもまだ起きていので一緒に風呂に入ろうと服を脱がせているとき次男坊の手にボールペンの落書き見つけた。
どうやら長男の仕業らしい。
何気ない日常生活の中で入院当時の記憶が蘇ってきた。
それでは第1話から御覧ください。