わたしは37年間恋をしたことが、たぶんない。
高校一年生の時に県外に進学した友人から紹介された方と2週間付き合ったことはあるが、言葉上で「付き合った」という経験だ。
当時流行っていた「メル友」。会ったことはないが、お互いプリクラを交換し、顔は知っている、、、それくらいの関係性。
とても優しい人だった。
お互い運動部で忙しかったが、「頑張ろうね」「ありがとう」そんなやりとりをして、毎日キラキラして楽しかった。
そしてどちらからともなく、付き合おうとなった。
会ったこともないけれど、彼の笑顔が毎日浮かぶような会話で楽しく幸せだったのを覚えている。
だが、2週間後、部活動が夏に向かってとても忙しくなってきた。
わたしたちは、部活動に専念するために別れることにした。
付き合った経験がある。と言っていいものかわからない過去の話。
恋心はないが、今でも彼の人柄が好きだ。
幸せであってほしい。
ちなみに、今でもフルネームで名前を憶えている。
それほど私にとっては素敵な思い出だ。
その時、わたしは恋をしていたのだろうか・・・
ただ、初めての経験に胸が躍り、舞い上がっていただけなのではないか?
と今思ってしまう。
彼は素敵な人だったのは確かだが、「失恋した」と思うことはなく、
泣くこともなかった。
冷たいヤツ笑
そんなわたしに今まで浮かれた話など、ずっとなかった。
自分で言うのもなんだが、
恋愛には興味がある。だからそれなりに小綺麗にして出かけたり、
合コン、相席カフェ、恋活マッチングアプリもした。
モテるときもあったが、「いい人」以外の感情が出ることがなく
お断りすることもあった。ほんの数人だ。
今思えば、なんともったいないことをしたのだろうか・・・
「いい人」と思うことは恋につながるのだろうか?と思ったが「なんかちがう」と感じ、
去年あたりから基準をつくってみた。
恋をはじめる基準「彼とキスできるかどうか」
わたしは頑固で真面目なほうだから、ガードが固すぎたのかもしれない。
恋する気持ち・好きになる気持ちがどのような感情なのか経験がないためわからない。
「恋した」と判断する前に、判断基準がわからない。
だから自分の生理的感性(野生の本能?)みたいなものにかけてみようと思ったのだ。
その基準をもってインスタグラマーが使用していたアプリに入会した。
2024.8月
「この人とはキスできる」「この人とはキス・・・出来そうもないな」
キスしたこともないやつが、顔写真やプロフィールから出る雰囲気を感じとり、
そんな判断を下していく。
アホだな、わたし・・・笑
結局は前例のない判断基準。
ただ意外にも自分の好みが発覚してきた。
わたしは「安定感」「やわらかいor無邪気な笑顔」「丁寧で品を感じる会話」「自分より背が高い」が好きなようだ。
若さやイケメン、高年収に興味がなかった笑
また、判断基準のお陰?かガードが下がり、
「メッセージをたくさんして、お互いをよく知ってから会いたい」から
「メッセージである程度人なりを知ったら会う」に気持ちが変わってきた。
相手を知るのは会って雰囲気を感じるのが早いと思ったのだ。
我ながら、かなり積極的だ。
メッセージではどうとでも偽れるからね。(経験済だ)
ちなみに自己紹介文もバージョンアップさせた。
自分の好みを知った上で、好みの男性に好感を持ってもらえそうな部分を抜粋、紹介する内容だ。
文面もそうだ。
わたしは結婚をしたいわけではなく、恋愛をしてみたい。だからカジュアルで「友人。そこから
恋人同士になれるような素敵が出会いがあることを願っています」そんな文だ。
敬語は必須。なんたって私は「丁寧な品を感じる会話ができる人」が好ましいのだから。
文章の量も1スクロールくらいの量にした。
メッセージで言うことがなくなるような内容にはしない。
ちょっとミステリアスで、ちょっと面白いくらいがちょうどいい。
いわゆる隙を作ってみた。
我ながら賢い・・・。
だが問題は写真だ。
現物以上にかわいく写真に写ったことはない。(自己評価は下の中か、頑張って中の下だ)
かわいい顔ではないが、出来るだけ笑顔で写っている写真を選択した。
直近で元上司とご飯を食べに行ったときに、上司が撮影してくれたものだ。
気を許した相手と楽しく会話していた時だからか、とても笑顔だと思った。
警戒心も表情を作ってもいない、ヘラヘラした笑顔だ。
この写真が好みの人は、きっと女の子を頑張りすぎていない普段の私を気に入ってくれるはずだ。
あとは、会話につながるような最近行った場所の写真、美味しかった料理、自分の好みが大爆発したネイルの写真をアップした。
自分を紹介することは頑張ったが、
女子力や可愛さアピールはゼロだ。
どうなることやら・・・と思っていたが
思った以上に「イイネ」をいただけた。
わたしが本気で初恋した方からもイイネをいただけた。
この方は写真は1枚、自己紹介文は数行。趣味や年収も記入無し。年齢は同じ37歳。
やる気あるのか?と思ったが、たった一枚の無邪気でかわいい笑顔の写真に興味がわいた。
どんな方だろうか?とワクワクしたのだ。
もしかしたら、この時に一目ぼれしていたのかもしれない。