運動会が終わった。
写真を見返すと、ずっとずっと一生懸命で。
笑っている写真は1枚もなかった。
すごく悲しかった。
今思い出しても涙が出てくる。
振替休日は娘ちゃんご所望の水族館へ![]()
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娘ちゃんが欲しがったものは全て買った。
「ママ、きょうしついけなくてごめんなさい。わたしがんばれなくてごめんなさい。」
そんな事を言うものだから。
そんな事ないよ!娘ちゃんは頑張ってるよ!と伝えて。頑張ってるご褒美だよって。喜ぶ顔が見たくて。
教育にいいとか悪いとかは、もうどうでもよかった。
廊下で、じっとして。
生気のない目。
無表情。
でもどこか悲しそうな。
そんな事を全部上から塗りつぶしたかった。
あの学校に通い続ける限りはもう無理かもしれない。
でも先生がどこかで改心してくれるかもしれない。
でも学校に伝えて、もし娘が目の敵にされたらどうする?
あの天真爛漫な娘ちゃんを返して欲しい。
どうすれば.....あの時こうだったら、、
楽しそうな娘ちゃんと話をしながら、頭の中ではずっと苦悩が渦巻いていた。
そして次の日。
とうとう、教室に行かなくなった。
保健室登校の始まりだ。
でも、これはかなり私たちにとっては大きな前進だった。娘ちゃんは担任ではない他の先生たちに囲まれて閉ざしていた心を徐々に開き始めた。