新年2日、私達夫婦、娘夫婦、息子のごにんでの新年会。
宴もたけなわ、そろそろお開きというときに、娘は例の物をもってきた。
私が娘の、家を訪れるのは年に1回か2回。
それでも、私の行く日を娘夫婦は、待っている。
自分達にじゃまな物を私に運ばせるためだ。
娘夫婦の家は私の実家である。母の死去と一週間と違わず彼らは越してきた。
それから私は変わって行く実家を年に一度ショックをうけながら、ただ見守っていくだけ。
そして、お土産に不要品のゴミを押し付けられる。
彼女にとって私はいらなくなったお財布なのだ。
夫という新しい財布をみつけたから。
私に感謝の気持ちはないそうだ。最近お世話になっていないからと。
もう沢山。
私の人生はなんだったのだろう。人生の、作品の失敗を目の当たりにして、出てくる言葉はない。
心の中で、ただ穏やかに。