就職活動の話。
僕が大学生のときは、いわゆる就職氷河期と呼ばれていた頃でした。
友人が50社受けたりしている中、僕は20社程度しか受けてなかった。
「何とかなるやろー」
って考えだったんですね。甘かった。
3月中旬過ぎ、当然第一志望の業界に内定はもらえず、持ち駒も減り、、、
「仕方なく」金融業界にエントリー
本気で金融業界を狙っていた方、狙っている方には失礼な表現ですが、当時の僕はそれくらい切羽詰まってたんです。
メガから信託、地銀まで自分の通える範囲内に片っ端からエントリー。
すると通ること通ること。
都内の決して高学歴とも呼べない私大出身の僕は勘違いをしてしまった。
「あれ?この業界なら俺でもいけるんじゃね?」
さらなる勘違いの始まりである。
当然、そんな甘い考えでは全国区の銀行にはお祈りされ、残ったのはひとつの地銀だけとなり、そこに内定。
就活って恋愛みたいなもので、好きな子は振り向いてくれないのに、今までどうでもいいと思ってた子から好きって言われると気になっちゃうんですよね。
それも無い内定状態なら尚更。
そんなこんなで後のことを考えずに内定したところに入社を決める。
こんな就職活動は学生にはして欲しく無い。
とりあえず内定という考えは捨てて欲しい。
そこはゴールじゃなくてスタートだともっと真剣に考えて欲しい。
もっと言うと、恋愛よりも結婚よりも真剣に考えるべきだと僕は思う。
新卒のカードは一生で一度きりしかないのだから。
