おはようございます!

さんくるです。

 

去年の1月の記事を再掲しています。

 

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心から尊敬している女性がいる。

その方にいくつもの「人としてこうあるべき」という姿を見せていただいて、私はたくさんのことを学んだ。

たくさん学んだ割に身についていないのは、私の脳味噌がところてん方式を採用しているせいである。

 

ともあれ

その方(以下仮にDさんとする)の30代のお嬢さんが乳がん告知され、私と同じ病院に通うことになったと聞かされた。

現在術前のAC療法中である。

※その後手術同時再建して現在は服薬のみ

 

お嬢さん自身は前向きに治療に取り組んでおられるようだが、BRCA1/2遺伝子検査の結果でDさんのほうがショックを受けているように見える。

ご主人様はお仕事に積極的で、家の中のことには細かく口を出さないらしく、Dさんは一人で悶々としておられる。

 

Dさんのお姉さまは20年前に乳がんで亡くなっている。

それがDさんを苦しめているようだ。

「私のほうの血のせいで」「私がかかれば良かったのに」ととても辛そうに仰る。

 

私は親族に乳がんに罹患した者がおらず、自分自身に子どもがいないため、遺伝について考えたことすらなかった。

何の知識もないが故、Dさんに「そんなことはないと思います」と言うこともできず、もごもごと慰める言葉を口にしただけだった。

ウチの母も「私が代わってやりたい」と言ったが、娘の痛みを自分の痛みと感じる母の気持ちというのは皆同じなんだろう。

 

もしや同じような心配をしておられる方にはこれを読んでほしい。

 

国立がん研究センターのがん情報サービスに書かれている遺伝についての情報。
遺伝素因の占める割合に関する研究報告
スウェーデン、デンマーク、フィンランドの同性の双子4万5千組についてがんの発生を追跡調査し、一卵性と二卵性で同一部位のがんにかかる率の差から、遺伝素因の影響の大きさを推定した研究があります。
検討した11部位のがんのうち、大腸がん、乳がん、前立腺がんの3部位で、遺伝素因の寄与が統計的に有意に検出されました。その割合は、大腸がん35%、乳がん27%、前立腺がん42%とされています。あとの残りが環境要因の影響となります。ただし、遺伝素因の中にも環境要因の影響を強めたり弱めたりする部分があるので、大部分は環境要因を変えることで予防できると考えられます。また、双子の1人がその3部位のうちいずれかのがんにかかった場合に、もう1人が75歳までに同じがんにかかるリスクも推計されています。一卵性と二卵性のそれぞれの場合、大腸がんが11%と5%、乳がんが13%と9%、前立腺がんが18%と3%になっています。
遺伝素因の影響の強いこれらのがんでも、
たとえ遺伝子が100%一致していても、同じがんになる確率は1~2割
に過ぎないことが示されています。

 

ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座ふたご座

 

医師でも専門家でもない私が言っても気休めにもならないかもしれないけれど、あなたのせいではないのです。1人で苦しまないで。

 

 


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