おはようございます!
さんくるです。
認知症になる前に匂いがわからなくなるって話は聞いてたんですが、言われてみれば母も鍋を焦がしても気がつかなかったり、隣の家カレーだねと言ってもわからなかったりしてました。
でも全然自分の親と結び付けられなかったから今に至っちゃってるわけですが。
最近では認知症だけでなくパーキンソン病などの神経疾患の予知・予見のためにも匂い検査が使われるそうですよ。
「最初は、モノの匂いの識別が障害され、匂いはしてもそれが何かは分からなくなる。やがて神経疾患が進行して嗅覚障害も悪化していく。」
ってことですから、親御さん(もしくは自分)ちょっと危険かもと思われる方は、わかりやすい匂いかがしてみるのも一案かと。
何しろ認知症を確かめたくっても、とにもかくにも「認知症外来」に最初に連れていくのが大仕事。
そりゃそうだよね。
口には出さなくても「お前ボケてんだろ」って言われてるんだもん。抵抗するよそりゃ。
ウチは私が別の科にかかる時に「病院つきあってよ」って言って脳神経外科に連れて行きました。
ずいぶん前ですけどね。
案の定MRIで「脳梗塞の痕跡が2カ所」って言われたんですけど、先生が穏やかで温かい良い先生だったんで母もあまりいやがらずに通い始めたのでした。
何種類か薬試しましたが、脳の血流を良くする薬だから、ちょっとの量の違いで起きられないぐらい具合悪くなっちゃったりしてシールになってる貼り薬の弱い方しかダメでした。
貼り薬は5年ほど続けてたでしょうか。
その間も少しずつ少しずつ認知は進んでたから、効果のほどはわかりまへん。
昨年から訪問診療を受けるようになって、年寄は投薬のせいで具合悪くなってることも多いから一旦全部やめて、痛みや不具合がある時だけ薬でコントロールしましょうという方針になったんで、その貼り薬も止めたのですがココんとこかなりマッハで進んでる気がするんでござんすよ。
そこで論文に載ってた
「香りの覚醒・鎮静効果を測定から得られた血流、自律神経関連のパラメータに基づき推定してみたところペパーミント、ジャスミン、ローズマリー、ひのきは覚醒の、ラベンダー、レモンは鎮静効果があることが分かった」
っていうのを母で実験してみましょと思い立ちました。
手持ちでハッカがあるからってだけですが。
匂いかがせるだけなら虐待ってわけでもないだろうし。
母覚醒してシャキシャキ動き出したら報告しますね!
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