おはようございます!

さんくるです。

 

入院するたびに、会社に来てる税理士さんに控除の対象になりませんかと毎回聞いてはみるんだけど、いつも「民間の生命保険から保険金をもらってるから申告できません」と言われる。

確定申告ってのは家に送られてきた控除証明書をまとめてクリップで留めるのが申告なんだと思ってるぐらいモノを知らない。

だから私今まで医療費控除っていうのを申告したことがなくて、恥ずかしながら確定申告も医療費控除もまるっきりちんぷんかんぷん(→o←)ゞ

 

そんな私からすると税務の観点から医療や患者を考えるtaxcanserの視点は斬新で私が知らないことばっかり。

人間ドックは医療費控除にならないのは知ってたけど、そこで本格的な疾病が見つかったら医療費控除になるなんてマジ!?Σ(o□Olllノ)ノ。з゜)ノ.:;・。

知らなかった。

しかもどんどん変わりつつあるなんて、私の手におえるしろもんじゃありませんや。

 

私が最初の乳がんに罹患したのは2011年。

その時には遺伝子検査は「オンコタイプDX」45万円と「マンマプリント」30万円の2つ。

私としてはオンコタイプDXを希望していたんだけど、子どもがいて遺伝を心配するならいざ知らず、主治医からはちょんがーには無駄。必要ないからやらなくても良い。検査をするために検体をアメリカに送ってしまうと結果が戻るまで治療が決められなくなるから。と言われた。

その3年後の3つ目のがんの時には、私が「こんなにちょいちょい切らなきゃならないならもう両方全摘でいいんじゃないでしょうか」と言うと主治医は「既にがんがあると確定している側しか切れません」と仰った。その時院内には「オーダーメイド医療」についてのパンフレットやら説明書やらがいっぱい置いてあったけど。

 

それが今や遺伝子検査を保険適用にすべく先進医療に指定されているし、その遺伝子検査で遺伝性乳がんや遺伝性の卵巣がんが見つかった場合は【予防的】全摘は医療費控除の対象になるそうだ。

予防だから保険治療にするわけにはいかないけどってとこなんだろうか。

 

あ、つまらないことを長々語ってしまってすんません。

taxcanserさんの記事はこちら↓


 

中でもtaxcanserさんのおっしゃる

がんゲノム医療が本格的に始動し遺伝子解析が幅広く行われつつある今、がん患者の親族に同様の遺伝性の変異が見つかるというケースが大量に発生することが考えられます。

身内にがん患者がいて、その人にゲノム医療により遺伝性の原因が見つかったら、大変不安な気持ちになると思います。

そのような方々がまだ病気ではないのに遺伝子解析を受け、全摘をすることを先陣をきって医療費控除が認めてしまっているのです。

議論を置き去りにしたまま税法だけ先に突っ走ってしまって大丈夫でしょうか。
税務当局だけで判断するのではなく医学者、科学者、法学者、社会学者、倫理学者、患者、当事者など多くの専門家やステイクホルダーで議論しなくてはいけないのではないかと調べものをしながら考えさせられてしまいました。

については、遺伝子解析によって起こりうる事象・対策を早急に立てるべきという点で全く同意。

 

かなり先走った話ではあるけれど

(きゅうちゃんも心配してた)遺伝子で保険料が高くなったり、就職や婚姻に不利になったりする可能性すらあると思ったりもする。

 

※初発から時間が経っての再治療は税制も要チェック!

 

 


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