おはようございます!

さんくるです。

 

 
 
 
時事通信で南アフリカでは経済の困窮を原因とする、深刻な病院や医師不足に陥っていて、がんと診断がついてから治療を始めるまでに1年待たされることがあるという記事が載ってた。
もちろん待機している間は無治療。治療が始まる前に亡くなる方も後を絶たない。
 
それを考えれば我が国がん拠点病院の2時間待ちなんてちょろいのかもしれないけれど、本当に我慢できないほど具合が悪い人もいるだろうに、例え2時間でも酷だなと思う。
いわんや1年をや。
 
私はしこりの自己発見→地元婦人科→検査専門クリニック→拠点病院だったので、発見から手術までは4カ月半かかった。
 
進行性の病気であることは十分に理解していたので、私としては「もう適当でいいから早くがんの辺りガッツリ取っちゃってくれよ」と思っていたけど、もちろんそういう訳にもいかなくて、各病院で重複してCTやマンモや超音波をやらねばならなかった。
 
病院ごとに医療情報を保存するためのシステムが違ったり、検査の値の採り方が違ったりするからなのだろう。
必ずしも自院の利益のためとは思わない。
 
こういうものこそ我々の血税を湯水のように注ぎ込んで作ったマイナンバーで情報共有してくれりゃいいのに。
とは思うから、小さい声で言ってみる。
どうやらマイナンバーではなくて健康保険番号で2020年度で連携を目標としているという情報いただきました。
地方では診療情報共有ネットワークを実行しているところもあり、東京は数と予算の問題なのかしら。
 
 
何しろお国に余裕がなくなっちゃったもんだから、絞る絞る。
今や大学や病院も「自分たちで勝手に稼いでね」ってことになって、それでも保険点数は日本全国一律なので、人件費や地代が高いところはヒーヒー言ってるわけよ。
 
都心の多くの病院が人件費や医療機器の高額化により非常に苦しい運営を余儀なくされているのだから、検査の重複程度でガタガタ抜かす気はないけれど、診察1~2時間待ち、手術3~4カ月待ちが常態化しているぐらい千客万来でも苦しいのなら、今のうちに抜本的改革していかないと、南アフリカのような医療クライシスが訪れないとも限らない。
 
昨日の話の24時間三交代制にすると今まで機械寝かせてた夕方から次の朝まで3倍稼げる。コスパ良くない?
人件費は3倍超だけどね。
どうでしょ24時間営業。お国のさじ加減で。
 
 
いや、医療はラーメン屋さんと逆にリピーター増やさないようにするのがお仕事だから、コスパやらサービスやら言っちゃいけないのは百も承知。
ついついたわけたこと言ってみましたよ。 

 

 


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