おはようございます。

経理に怒られて2月までの経費の精算に手を付けたさんくるです。

 
仕事しててケモの時にした工夫が高次脳になってから役立ったな。と思うことがあります。
 
私は金曜投与だったんですけど、月曜・火曜はまったく頭が回らなくてミスしそうで怖くて、何度も同じところを確認するもんだからめっちゃ生産性が落ちていました。
 
一瞬でも目を離すとどこ見てたんだかわからなくなるもんだから、視覚情報をとどめておこうとキーボードにA3の紙を挿んで、なんでもかんでも書きとめていました。
 
普通のメモみたいに次のページに書くんだと、自分が記憶した前のページの情報が正しくないんじゃないかと心配になって、何度もめくって見直さないといけなくなります。
平面に、今自分が持っている情報を全部並べることで、順番立てが簡単になりました。
順番をつける時には色の違うペン(私の場合はダーマットを使いました)で①②③と書いていって、途中で急ぎの仕事が突っ込まれたら前のを×して別の色で①②③と書き直してました。消して書き直すと心配になるから消さないで残しておくほうが引っ張られなくて仕事がはかどります。
 
パソコン周りにポストイットを貼るのと理屈は同じかもしれないのですが、平べったい情報のほうが頭に入ってきやすいと感じていました。

 

読む必要のある書類は、定規かコピー用紙で下の行を隠して読む方が楽でした。

 

私の場合は集中を維持するのが難しかったので、「これが終わったら立ち上がってお茶を入れよう」「これが終わったらトイレに行こう」「これが終わったら猫をかまおう」というように、身体を動かす必要のある動作を間に挟むようにしました。

仮に集中が続いてお茶入れるの忘れたって命に別状ないと思えば気が楽。

 
これらの方法が必ずしも役に立つとは限らないし、もっと能力のある人ならばケモ中でも普段と同じパフォーマンスを発揮できるんだと思いますが、なんかアレコレ工夫して仕事してた結果が、低酸素脳症で高次脳機能障害がある状態でも「できる仕事はやらなきゃ」に結びついたんじゃないかと思います。
 
もちろん最初は出来なくなってることも多くて、以前わかってたことが今わからないっていうのが悔しくてたまらなかったけど、やってりゃそこそこ形になってくるもんで、二度目の成長なんて誰にでも経験できるもんじゃないじゃん。てことにしておきましょう。
元から出来が良かったわけじゃなし。
 
損傷部位や重症度によっても違うだろうからあくまで私の場合ですが、たぶん仕事しないで寝付いたら今ほど元気じゃなかったんじゃないかな。
 

あと、かわいい猫を撫でてたから元気でた。

 

 

 

給料は下がった。

 

 


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