おはようございます!
さんくるです。
 
術後半年経って手を伸ばして良くなってからしばらくは、辰男君におつきあいいただいてリハビリにビリヤードをやっていた。
 
辰男君にとってのビリヤードは、私にとっての麻雀のようなもの。
人生の半分を費やしたものだから、「一緒に遊ぶ」訳では全然なくて、まさにおつきあい。

私は撞きたい時だけネオナイン(①から順番じゃなく撞きやすい球を撞く)でゲームしてもらって、疲れたらしばらく休む。
私が休んでる間は、辰男君には球を引いたり押したり捻ったりして奇妙な動きをさせながら遊んでいてもらった。って言うか、こっちが「あたしにも撞かせろよ」と言わなきゃ気付かないぐらい一人で延々撞きっぱなし。
 
半年動かさないだけだったのに肩、腕、背中いろんなところが伸ばしただけでメリメリメリッと剥がされる感じだった。

首は呼吸器抜いたあとが塞がっていく途中だったのか、静脈に入れてあるリード線のせいなのかわからないけれど、手を伸ばすと首絞められたみたいに苦しくてケホッケホッと空咳が出てしまう。

筋肉の拘縮にも関節可動域の狭くなりっぷりにも驚く。挙手こそしなかったが、日常的にはマウスもキーボードも箸も使っていたから、多少の筋力の低下はあってもミシミシいうほど、くっついてしまっているとは思っていなかったからだ。

ちょっとずつでも常に身体を動かし続けるというのは必要なことなんだなぁ。
乳がん術後すぐに、痛くても「羽ばたき」とかのリハビリ体操しなくちゃいけなかったは、筋力っていうより循環機能の維持のためだったんだな。
 
 ともあれ、ビリヤードは飛んだり跳ねたりしなくていいから傷にも障らず、立って歩いて腕を振る。
おまけに磁場も発生してない。
私にはちょうどいいリハビリになったのだった。
 

 


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ネオナインは近くの球だけ入れればいいから私同様に下手くそな御仁にはオススメな運動。

私はカラオケでピンクレデイー振り付きで歌うんでも良かったけどさ。 

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