おはようございます!

整体に行ったら猫を膝に乗せるのをやめるように言われて整体に行くのをやめたさんくるです。

私は仕事というのは量に縛られるものだと思っている。
自分の能力が下がると労働時間も長くなる。早く終わらせたくてもそりゃ無理ってもんだ。
そんな訳で午前の3時間だけでは時間が足りなくなってきていた。
しかし医者からは胸に入れた機械が脂肪に包まれて固定されるまでは、長時間立位でいると重力に従って機械が下がるので、心室と心房に引っ掛けてあるリード線がはずれる可能性があると脅されていた。
同様に手を挙げたり肩を回したりするのはリード線を引っ張ってしまうことになるので、凡そ半年の間は右手を「肘がウェストにくっついてるつもり」で生活する必要があった。
どっちにしても普通に仕事をするのは無理そうだった。

医者からの警告がなくとも身体を起こしてい続けるのは体力的にも難しかったので、3時間はギリギリのところだった。

身体のことはこうして説明できるが、当時の高次脳機能障害の状態について説明するのはとても難しい。
例えば信号がチカチカしだして、自然に走りだそうとするのだが、手の動きと足の動きがバラバラで、考える通りにはまるで走れない。
小学校低学年の時に運動会で必ずベケになる子の走り方とソックリで、ああそうかあの子たちは脳の指令から手足への連動が上手くいってなかったんだなと思ったりした。
あと、お客さんに送るメールにはものすごく時間がかかった。
今現在の状態だけを書くのはそれほど不自由はないのに、過去からの経緯を踏まえて至った結果を書くのは全然無理。1週間ぐらいかかりそう。
メール1本に1週間かけるわけにはいかないので、そこからきたメールとこちらから送ったメールを抽出して全てプリントした。
1案件ごとにダブルクリップでとめて、大事そうな所にマーカーで線を引いた。
紙に出せば横に並べて見られる。
これは電話で話さなければならない時にも役に立った。
それぞれが10枚にも20枚にもなり、まるでエコではなかったが、その時仕事をする上では必要なことだったと今でも思っている。

 

 


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