おはようございます!

さんくるです。

 

 

脳に酸素がいかない時間があったため私は低酸素脳症(蘇生後脳症)になっていた。

字のまんまである。

低酸素脳症は心筋梗塞や脳卒中や一酸化炭素中毒、溺れたり首がしまっちゃったり、時にはひどい貧血でもなりうることなので意外と身近なことだ。

で、これにより脳に損傷が起きると高次脳機能障害になる。

高次脳機能障害にも心臓が悪いとか血管が悪いとかの場合の内因性と、交通事故などで物理的に脳が損傷して起きる外傷性のものがある。

どちらにおいても脳のどの部分がダメになるかによって認知やら運動やら記憶やらに機能障害が起きて、社会生活を送ることが不自由になる。

 

 

何年か前に、なんとなく脳って面白いなと思っていた時期があり、何冊かの脳機能にまつわる本を読み漁っていた。
興味の赴くままに低酸素脳症とそれに伴う高次脳機能障害についても本で読んでいたので、ほんのちょっぴりだけは知識があった。
まさかこんなところで役に立つとは思いもせずに。

 

そんな微々たる知識が何に役に立ったかというと、まずは心が折れずに済んだ。

自分的にはひとつひとつの事柄にはちゃんと向き合えていたのに、他人に理解してもらう方法がなかった。

連続性を持って系統立てた思考ができなかったり、うまいこと表現ができずにいたからかなりイラってぃーだった。

 

これは今でも不安である。

自分では普通の人と同じように考えたり表現したりしているつもりでいるが、もしかしたらワケわかんないことを言ってることに自分が気がついていないだけかもしれない。

周りの人は優しいから気を遣って指摘しないだけなんじゃないだろうかと思ったりしている。

 

とにかく当時は頭の中がとっちらかっていたので、自分の状態が概ねどのような過程を経て回復していくものかがわからなかったら癇癪を起してリハビリを投げ出していたかもしれない。

 

 


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