井笠鉄道が今月末でバス事業廃止

http://www4.ocn.ne.jp/~ikasa/pdf/final01.pdf
バス事業の廃止届は廃止の半年前までに出さないといけませんが、届を出したのは12日(金)と廃止まで２週間しかありません。
バス事業については井原市と浅口市の循環バスは北振バスが引き継ぐそうです。主要路線について当面は来年３月までの臨時処置として中国バスが引き継いで運行しますが、便数は現在の67％減になる見込みだそうです。具体的には、これから沿線自治体と中国バスが協議して決めるそうです。
井笠鉄道は1971年に井原-笠岡間の本線が廃止されてからはバス事業専業でしたが「井笠鉄道」の社名を維持したままですね。まあそれを言ったら、広島県の鞆鉄道・岡山県の下津井電鉄も似たようなものでしょうが。
1911年　井原笠岡軽便鉄道として設立。
1913年　笠岡-北川-井原間が開業。
1915年　井笠鉄道に社名変更。
1971年　鉄道事業廃止。
1994年　広島-福山間に「ローズライナー」を中国バス・鞆鉄道・広島交通との共同で運行開始。
1995年　それまで中国バス・広島交通が広島センター-府中・平成大学間に運行していた「リードライナー」が神辺まで延長され、共同運行に参加。
2012年　バス事業廃止
※写真のバスは1994年式のいすゞＬＶ＋富士重工７Ｓです。当ブログで井笠バスの写真を掲載するのは、これが最初で最後になると思います。
尚、高速路線については中国バスが引き継ぐそうです。