Hero's coaching club.com (History of novelizing )
Amebaでブログを始めよう!

本ブログについてのご説明を

はじめまして、

人間関係のコーチングをしている たけなか と申します。


このブログは、僕がこの15年間で約1000人の方々の相談を受けるまでになった半生を小説的に描いています。


みなさまには、このブログから、生きることの難しさと素晴らしさをお伝えできたらいいなと思っています。

自分の人生を語って、何の役に立つんだという思いが、常にあったのですが、相談を受けている中で、どうしても自分自身の生き方を述べる必要性が多くあって、その時に、共感してもらい、信頼してもらえることがあったので、それをブログで表現してみようと思った訳なんです。


ただ、自分のことを自分で書くことにとても抵抗があるんです。

1対1とか、1対多で、話しをする場合は、別に意識したことがなかったのですが、

いざ、ブログなどの文章にしていくと、自分のことを悪くは書きやすいんですが、良い部分を書くのがツライ部分がありました。


思い悩んだ挙句、いつもいく本屋さんで、ふと気になった本があったので、読むと、

自分のことをノベライジング(小説化)的にして綴っていたんです。


あ、これだ、そうしよう。

これなら、書きやすいんではないか。という結論に至ったんです。


ですので、すべてが実話でもあり、ディフォルメでもあることをご了承ください。

ちなみに、ここでの主人公は、たけぞう。というネームになっています。


どうぞ、宜しくお願いします。






お前なんか、弱いしキモい、死ねや!


たけぞう。は、小学校5年生の頃から、イジメられるようになってきた。


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調子乗りのビトウが、たけぞう。に言い放った。


『お前なんか、弱いしキモい、死ねや!』


今でも、はっきりと覚えている。


みんなからノケモノにされて、本当に死のうかと思えたくらいに落ち込んだ、この言葉。



でも、まだガッツはあった。


あいつなんかに負けたくない。というナントモいえない気持ちが、支配してきて、

グッと熱くなり、気付いたら、言ってきた奴の家を訪ねて、


たけぞう。は、

『訂正しろ! あんな言葉を言って人が喜ぶと思うのか!』と言い放った。


ビトウはキョトンとして、

『いや、すまん、。』とか細い声で、そういった。


が。


この正義感からくる、言葉は、暗黒の時代をスタートさせてしまった。



次の日から、

ビトウは、5名の部下を引き連れて

昨日の奇襲攻撃で、思わず謝ってしまった屈辱をたけぞう。にぶつけまくってきた。


たけぞう。は、思った。

最悪だ・・・あんなことを言うんじゃなかった。



反抗できない弱い自分にがっかりしながら、

もう、怒りが沸いてこないくらいに、ボコボコにされた。



そして、

次の日も、ことあるごとに制裁を加えてきた。



たけぞう。は、もう言いなりになるしか選ぶことが出来ない状態になっていった。