アガサ・クリスティですが、「オリエント急行の殺人」や「そして誰もなくなった」などというタイトルは昔からよく聞いたことがあったので当然名前は知ってました。
いつかは読もうと思ってましたが、なぜか手が出ませんでした。
自分では理由がはっきりわかりませんが、チラッとテレビや写真で見たポワロの容姿が気に入らなかったのかもしれません。無意識のうちにあのヒゲが我慢ができなかったのかも。笑
しかしAudibleは本を買って読むよりずっとペースが速いので、次に何を読むか悩むほどいろんな本を消化していきます。
まとまった時間があまりないようなときは短編を選ぶのが普通で、星新一を知ってからは「ボッコちゃん」などの短編を選んでましたが、クリスティにも短編があることを知って「ポワロ登場」「火曜クラブ」「クリスマス・プディングの冒険」などを読み、ポワロの他にミス・マープルというキャラクターも初めて知りました。
その後有名な長編に挑んでみようと思い、「オリエント急行の殺人」「スタイルズ荘の怪事件」「ABC殺人事件」「ナイルに死す」「そして誰もいなくなった」などを読みました。
クリスティの作品はどれもよくできているなと思います。
例えば西村京太郎も面白いのですが、多作で次々書いたためか「あの件はどうなった?」と思うことが多いと感じました。ところがクリスティの作品はそういう疑問がなく、最後には全て納得させるところがすごいと思います。
短編でもしっかり完成していると感じます。
欠点と言えるかどうかわかりませんが、長編の場合登場人物を覚えるのが難しい!笑
誰がどういう人かっていうのは、時々Wikipediaで登場人物一覧を見ないとわからなくなることが度々です。カタカナの外国人の名前は元々覚えにくいだけでなく、同じ人でもフルネームで書いてたり、ミセスナンとかと書いたり、ファーストネームで書いたり、場合によれば何とか夫人と夫のファーストネームで出てきたり、誰々の妹とか書いたりと、何度も確かめなければなりません。
その弊害で、有名な「アクロイド殺し」を読み始めてWikipediaで登場人物一覧を見ようと思ったら、そのページに書かれてた意外な犯人を見てしまって、結局それを忘れるまで読まないでおこうと誓う羽目に陥りました。笑
ただ、クリスティの長編は前半で人間関係や環境をしっかり理解すると、後半は事件が起こり解決していくところを一刻も早く読みたくなって寝るのが遅くなってしまうという感じになっています。
