2015-08-23
柳井市阿月の神明祭りは、旧1月14日に行われる火祭りである。その起源は、遠く文禄元年(1592)、豊太閤朝鮮征伐のみぎり、阿月の領主の祖浦兵部尉宗勝が小早川左衛門佐隆景に従って出陣の際、伊勢の宗廟へ戦勝を祈願され、旧領地の忠海(広島県) に神明宮を創建せられて、礼拝された故事によるという。その後浦氏領地替とともに、阿月の東部落・西部落の海浜ニカ所に天照皇大神宮ならびに豊受大神宮を奉祀したが、ここに旧正月十四日、松・竹・椎・裏白・梅・橙・皇大神宮の大麻および扇等をもって、高さ七十尺余の御神体二基を巻きたてて、東と西の部落に立て、その前に仮神楽殿を設け、十四日の深更まで若連中・中老・男女の子ども総掛りでのいわゆる神明踊りを奉納し、終わって神体に点火(ハヤスという) して打ち倒すという豪華な火祭りで、この火を遠くから拝むだけでも夏病みせぬ御利益があると信じられている。
東神明宮

西神明宮

屋根の狛犬が可愛いです。












